アイコン 鳥インフルエンザ 韓国300万羽超殺処分 15日は3ヶ所発生


韓国では11月25日に全羅北道井邑市の鴨農場で2年8ヶ月ぶりに発生が確認された後、12月1日には慶尚北道尚州、4日には全羅南道霊岩、7日には京畿道驪州など全国に急速に拡散。

12月9日では、忠清北道陰城のウズラ農場、京畿道驪州のウズラ農場、全羅南道羅州の鴨農場で、全国8道のうち5道で鳥インフルエンザの発生している。

高病原性鳥インフルエンザウイルスは、シベリアなど北側から飛んできた渡り鳥とともに日本や韓国に入ってきて、養鶏養鳥の農場周辺の渡り鳥飛来地などで汚染された野生鳥類を通じて農場に広がっている。

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韓国農林畜産食品部によると12月7日までに23ヶ所の農家で産卵鶏50万1000羽、肉鶏70万3000羽、鴨34万9000羽などが殺処分された。

その後、驪州で鶏と鴨21万羽が、陰城でウズラと鶏など100万羽が殺処分されたのを考慮すると、11日間で合計276万3000羽が殺処分された。

精密検査が進められている羅州などで鳥インフル陽性判定が出る場合、殺処分数は300万羽を大きく上回る。

12月15日、韓国中部・忠清南道の天安市にある体験農場で、観賞用のガチョウから高病原性鳥インフルエンザ(AI)が確認されたと発表した。

慶尚北道亀尾市の養鶏場、および全羅北道の任実郡の養鶏場でも高病原性AIが検出され、この日だけで3ヶ所で発生する事態となった。

12月1日の感染判明では当局は、感染拡大を怖れてか半径3キロ以内にある農場の家禽類も殺処分する予定だと韓国紙が報じている。

以上、

韓国では既に30ヶ所あまりの農場が感染している。

韓国では2016年11月から2017年年初にかけて鳥インフルが猛威をふるい、鶏2582万羽、アヒル233万羽、ウズラなど218万羽の計3033万羽を殺処分、鶏卵不足・鶏肉不足に陥り、卵も鶏肉も高騰し、緊急輸入で対応していた。


 

[ 2020年12月16日 ]

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