アイコン HDC現代産業開発の鄭夢奎会長、会長職辞任表明、39階建マンション壁面崩落


隣国の光州市で建設中のマンションの外壁が崩れ落ちて1人が死亡、5人が行方不明となっている事故で、施工会社の建設大手・HDC現代産業開発の鄭夢奎会長が17日、記者会見で謝罪し、同会長職を辞任する考えを明らかにした。

また、同マンションについて、安全点検に問題があるという結論が出れば、分譲契約の解除に加え建物の完全撤去や再施工も検討すると説明した。

光州では昨年6月、再開発のため解体工事中のビルが倒壊し、市内バスが下敷きになって乗客9人が死亡する事故が起きている。施工主体は今回の事故と同じHDC現代産業開発だった。

 鄭氏は「光州で起きた2件の事故により、国民を大きく失望させた」と述べて頭を下げ、「顧客と国民の信頼を取り戻すためのあらゆる対策を立て、実践していく」と伝えた。

 鄭氏はHDC現代産業開発の会長職の辞任を表明した一方、「大株主としての責任を果たす」と述べ、持株会社であるHDCの代表取締役会長の職は維持する考えを示した。

以上、

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鄭夢奎氏は大韓サッカー協会会長も辞任すれば、少しは見直されようが、持株会社の代表は続けるとしており、同社の会長を辞めたところでほとんど影響はなく、肩書きが一つなくなるだけだろう。しがみつく限り前任者の鄭夢準時代から続く日韓サッカーの健全性も損なわれたままだろう。

当建物の壁面崩壊事故(1人死亡5人不明)は、どう見ても生コン打設でのシャブコンと零下に下がる気温の中で打設している生コンの渇きの問題が同時に生じたものと見られる。23階から38階の外壁などが崩落したとされる。

日本の場合、生コン打設には現場監督なり、現場所長がじきじきに現場で作業指示することから手抜きはないが・・・。

HDC現代産業開発は、アシアナ航空の買収失敗でケチが付き、9人死亡の解体現場崩壊事件などの問題が続いている。厄除けが必要のようだ。

[ 2022年1月17日 ]

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