ゲームソフト「サイバーパンク2077」販売中止返金、不具合、ソニーと米MS
ソニー・インタラクティブエンタテインメントと米マイクロソフト(MS)は18日までに、それぞれの家庭用ゲーム機向けのゲームソフト「サイバーパンク2077」(ダウンロード版)について、希望する購入者に全額返金すると発表した。今月10日発売開始したばかりだが、ツイッターなどでゲームの不具合の指摘が相次いでいた。
サイバーパンクはポーランドのソフト会社が開発。
荒廃した近未来都市が舞台で、俳優キアヌ・リーブスがゲームのキャラクターとして登場することで話題となった。
ソニーは同社サイトで、サイバーパンクの販売を一時中止したと説明した。
PS5は本当に好調なのか
鬼滅の刃、PS5の好調を受けてか、株価も1万円を超えたソニー。
ただ、PS5の好調には眉をひそめる報道もある。
「転売に多くの割合を抱え込まれ実際の数字と乖離しているのでは?」「そのせいでゲームソフトがまったく売れていない」「もともと歩留まりが悪くPS5自体販売台数が少なすぎる」など。
実際、ハードに対してソフトの販売数が異常に少ない。(※ファミ通)
そしてここにきてPS4・5(PS4用だがPS5への互換性もある)でも期待されていた「サイバーパンク2077」の販売中止返金騒動で日本の年末はPSでなにも売るものがなくなった。
この商戦期の年末で、アマゾンのゲームランキング(100位まで)には任天堂のスイッチ関連が9割以上を占め、PS関連は4・5個ほどというありさまだ。
一時不調といわれ、ハード事業撤退かともいわれていた任天堂がいつのまにか日本市場を独占しかけ、同時に勝ちは決まったと思われたPS陣営はすでに市場が消滅しかかっている。
「勝つと思うな思えば負けよ」ではないが、振り返ればPSが打った手には一貫性が無く、任天堂が打った手はすべてに無駄がなかった。
ゲーム専業とマルチな商社との思想の差がでたのだろう。