アイコン なんと中国が北朝鮮へ石油密輸中の韓国籍船を海上で立入検査/韓国ニュース


中国当局は、韓国船籍の船が北朝鮮に石油を密輸したとして立入検査した。

中国による今回の海上での立入検査は、安保理決議第2375号第7項に基づくもの。これによると、国連加盟国は特定の船舶が制裁違反を行った合理的な疑いがある場合、公海上でその船舶が所属する国の同意の下で立入検査を行うことができるとしている。

しかし、中国は今月12日に問題の韓国船籍の船を抑留する際、韓国政府に通知をしなかったという。その過程で乗組員らは携帯電話も押収されたという。

今回の韓国船籍の船による北朝鮮制裁違反に韓国政府が関与しているかどうかは明らかになっていない。

しかし、韓国船籍の船が制裁違反に関与した事例が相次いでいることから、韓国政府に対して責任を追及する声が高まる懸念も出てきている。

また2018年に南北対話が始まって以後、国際社会は韓国における制裁実行の意思を疑っている。
安保理の対北制裁委員会は、過去に韓国政府が南北共同連絡事務所を設置する際、大量に石油製品を持ち出した事例などを「制裁違反」と判断した。

韓国政府筋は「ただでさえ、北からの亡命希望者の強制送還事件や対北ビラ禁止法問題によって『人権や表現の自由を抑圧している』との指摘を受けている。
このままでは『対北制裁違反国』という汚名まで着せられそうだ」と懸念がもたれている。

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中国は北朝鮮制裁に関し、今年摘発した中国企業だけでも60件以上に上っているという。
また、米国務省は、北朝鮮船舶がここ1年間で中国の寧波や舟山に数百回にわたり石炭を直接運搬したことを公表している。北朝鮮による石炭輸出は国連制裁によって禁じられているが、北朝鮮は中国の黙認により今年7~9月期までに4000億ウォン(約370億円)の収益を手にしたという。

中国は武漢ウイルス説を主張した豪州に対して貿易制裁を行い、豪州からの石炭輸入を極端に減らし、中国南部の省では石炭発電の火力発電所が石炭不足で発電できず、停電など生じ、大規模に電力節約運動を展開している。そうした石炭不足を補填するかのように北朝鮮石炭の輸入を黙認しているとされる。

韓国の文政権は、表立ってはあの手この手を使い、北朝鮮にプレゼントや交易を行う方法を研究しているが、裏では何をしているか分からない。
韓国統一部長官は中国企業を使って北朝鮮の展示品を借り受け、韓国の展示会で展示するなど、極度の北朝鮮派。
文在寅氏は今年7月、北朝鮮を信望する全代協の初代議長という筋金入りの北朝鮮派の李仁栄を統一部長官に据えている。文氏が北朝鮮とどうなりたいのか、どうしたいのか、よくよく理解できる李仁栄の任用である。

先だって中国の王毅外相が訪韓したが、李仁栄は王外相に何回も会談を申し入れたものの、北朝鮮との関係で危険すぎる人物として会談を拒否されている。

米国は韓国の北朝鮮への密輸を知っていても、明らかにしようとしない。軍事機密とすればそれまでだが、米国は韓国を手放したくないのだろう。米国は文政権に利用だけされ、いいカモになっている。


 

[ 2020年12月24日 ]

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