「倒産減少の裏で休廃業は過去最多」「倒産寸前といわれた小僧寿しが大躍進」ほか/倒産ニュースピックアップ
心折れて…「あきらめ廃業」急増 倒産減少の裏で休廃業は過去最多の見込み
報道によれば・・・
東京商工リサーチは、2020年に自ら事業をやめたり解散したりした件数が5万件前後となり、過去最多となる見通しを明らかにした。
政府の資金繰り支援策で倒産件数はバブル期以来の低い水準となったが、コロナ禍での先行きを悲観し自主廃業を選ぶ事例が増えているという。
倒産寸前といわれた小僧寿しがコロナで下期売上112%の大躍進
報道によれば・・・
2018年12月期に10億5,700万円という巨額の債務超過(このときの総資産額は14億2,900万円)に陥った小僧寿しが資本増強によって債務超過を解消し、コロナ禍で大躍進を遂げている。
小僧寿しの下期売上高は前年比112.1%。買収したフードデリバリーのデリズ(福岡市)の売上高も前年比107.3%となった。
小僧寿しが債務超過に陥った主要因であるデリズの子会社化は、新型コロナウイルス感染拡大という思わぬライフスタイルの変化が訪れて小僧寿しの成長を後押しする存在となった。
山梨の倒産、2020年は31件 負債総額は19年比30%減
報道によれば・・・
東京商工リサーチ甲府支店がまとめた山梨県内の企業倒産状況(負債総額1000万円以上)によると、2020年(1~12月)の倒産件数は31件と19年に比べ10件減った。負債総額は19年比30%減の68億5600万円だった。件数は比較できる1989年以降で最も少なく、負債総額は3番目に少なかった。
ネットの反応では・・・
『小僧寿しが復活とか、世の中わからんね』
『やっぱり表にでてこない廃業が多かったか』
『コロナ収束するまで休業って手もある』
『倒産自体は本当に減ったんだな』
『コロナ以前は上り調子だったとこが今じゃ青色吐息』
『今はデリバリーでいけるけどアフターコロナはどうするのか』
などの声が上がっている。