アイコン 韓国のキムチ生産減少 輸入量急増 それでもキムチの宗主国主張


中国と韓国はキムチ戦争をいつまでも繰り広げているが、中国もキムチ生産の本場でもある。中国の北朝鮮国境中国内陸部には600万人の朝鮮族が暮らし昔からキムチを製造している。
中韓は2015年にFTAを締結、中国が言われるがままに輸入しており、今や韓国での生産量は年間33万トン、かたや中国からのキムチ輸入量は31万トンに達している。
韓国の2003年のキムチ消費量は144万トン、企業の生産量は51万トンとされ、残りは家庭での生産だった。

韓国企業のキムチ生産量は17年後の2020年には20万トン減少している。今年は韓国からのキムチ輸出が増加しており、輸入と生産量が逆転する可能性すらある。それも韓国生産物の中には中国産キムチを加工したものも含まれている可能性が高い。

2015年12月に発効した中韓FTA、安価な鋼材が大量に中国から輸入され、慌てた韓国政府が規制をかけようとしたところ、報復措置を取るぞと中国当局から脅迫され、それ以来、韓国政府はほかの製品でも何もいえないままになっている。一方で中国は2017年3月から韓国に対してTHAAD制裁をしたままである。

韓国の偉いところは、安価に輸入した板材をパイプなどに加工し、輸出して荒稼ぎをしているところにある。両国とも電気代が安いことからか電炉生産材の厚板も安価な韓国製よりさらに安く輸入され、行き場を失った韓国産が日本へ押しかけているありさま。

キムチも今や韓国の都会の家庭では漬ける家はほとんどなくなり、漬けているのは田舎の家に限られている。特に中国産の流入から購入した方が手も荒れず安上がりとなっていることにもある。

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当然、K防疫にいきり立っている韓国政府、それまでの輸出国は日本中心だったものの、2012年から日韓間はいろいろあり続け、今や東南アジアや欧米韓国系コミュニティ向けなど海外への輸出も増加させている。

当然、韓国勢は安価な中国産キムチを化粧瓶に入れなおして高級キムチとして販売したりして輸出している企業は数多と見られる。
そうでありながら、キムチは韓国だというのは問題があるようでならない。中国の朝鮮族は列記とした中国人でもある。
中国が中国の朝鮮族を代表してキムチは中国のものでもあると主張しても何ら不思議ではない。

ただ、中国から安価に朝鮮漬けキムチとして海外へ輸出された場合、韓国製キムチ輸出企業は大打撃を受けることになる。そのためにも中国キムチ説を封じ込める必要性に迫られているのかもしれない。それにしてもヒステリックすぎる。

元々、朝鮮高麗~李氏朝鮮時代の16世ころまで塩漬けやニンニク・山椒で野菜を漬けていた野菜の漬物、中国にも発酵食品の塩漬け野菜、白菜やキューリを漬けた漬物(パオサイ/泡菜)が大昔からあった。
日本に南蛮人がもたらした唐辛子(南米原産)が韓国へ伝わり、山椒の変わりに唐辛子を用いたのが赤いキムチの始まりとされている(定かではない)。
そのため、中国の朝鮮族のほか、ロシアの沿海州でも朝鮮族が漬けており、19世紀~20世紀はじめにソ連沿海州から追い出された高麗人たちが暮らすウズベキスタンなど中央アジア各国でもキムチは朝鮮族の間で製造されている。

国連機関でもキムチは韓国食と認められており、中国が何か言ったとしても韓国はイチイチ喧嘩を売らず、泰然としていればいいものを国民性がそうはさせないのだろう。

それより、中国では最近、全国の基礎教育で各民族の言語教育を禁止した。そのことを問題にすべきだろうが、そうした問題には何一つ言及しない。高句麗時代の扶余国などの朝鮮語を話す朝鮮族である。

核を持ち体制がまったく異なるにもかかわらず、南北統一ばかり模索する文在寅政権、民族意識の底が知れる。
ドイツ統一を模範にしたいようだが、ドイツ統一は軍事経済の後ろ盾のソ連崩壊によるものであり、模倣するにも中国が崩壊しない限り、中国が許可しない限り実現不可能ということにもなる。それも北朝鮮が怒ったら中国でも核攻撃する可能性がある北朝鮮でもある。
ドイツ統一のことは、東ドイツ出身のメルケル首相に聞けば一番わかることだ。

なお、日本が韓国産キムチ輸入に際して留意すべき事項は大腸菌問題。
2015年まで中国は韓国産キムチの輸入を大腸菌の基準値大量超過で輸入禁止にしていた。2014年7月習近平国家主席が訪韓時に、朴大統領がお願いしたことは、唯一キムチ輸入の解禁であった。FTA締結以前から中国産キムチの輸入量は増加し続け、一方、中国は韓国産キムチの輸入を禁止していた。中国はFTA発効直前に輸入を先立って2015年はじめに解禁していた。

主菜の白菜、中国では何でもかんでも成長ホルモン剤を食用植物でも食用動物でも生育に使用しており、農薬残留濃度計測も欠かせず、キムチに加工されても農薬残留量も気になるところ。
韓国から輸入されるキムチに韓国産・中国産は区別されない、瓶に移し換えただけでも加工食品のため原産国・韓国としてのみ表記されている。
農水省は、大腸菌量と農薬・成長ホルモン剤の残留濃度を厳密に調べてもらいたいものだ。中国が輸入を禁止した当時、日本は韓国から輸入したままだった。
体力が弱っているときに元気をつけるためどっかの国のキムチを食した場合、大腸菌にあたる可能性がある。

中国の国連大使がキムチを製造する動画をSNSで配信したところ、韓国勢から猛攻撃を受けている。抗議したのはいつもの韓国の腐れキムチの連中のようだが。

[ 2021年2月 2日 ]

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