資生堂1600億円でTSUBAKIなど日用品部門売却 シャンプー等 CVCキャピタル
資生堂は主にスーパーやドラッグストアなど量販店向けに生産しているシャンプーや洗顔料など日用品の事業部門を、イギリス系投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」に1600億円で売却すると正式に発表した。
経営資源を高価格帯の化粧品などに集中し、収益力を高めるねらい。
日用品事業は主に量販店向けの商品が中心ですが、およそ60年の歴史があり、シャンプーの「TSUBAKI」や、男性向けの整髪料の「uno」など、会社を代表するブランドが含まれている。
会社では高価格帯のブランドや、デジタル技術を活用した化粧品の非対面販売などを強化する戦略を打ち出していて、今回の事業売却によって経営資源の選択と集中を進め、収益力を高めるねらい。
資生堂は、日用品事業を引き継ぐ会社に出資する形で、運営への関与を続けるとしている。
魚谷社長は、「高価格帯の化粧品に注力する中、日用品事業に十分な投資ができていないと感じていた。日本や中国、アジアで事業を展開していく上で、CVCと人材や資金面で協力し企業価値を高めていきたい」と述べている。
以上、
選択と集中、大昔に聞いた言葉、今だ日立のようなことをやっている。こうしたことは将来のためと言いながら実は目先利益に走るサラリーマン社長にしかできないだろう。先覚問題では中国で号泣した資生堂である。
<CVCキャピタル>
イギリスの投資ファンド。世界に24ヶ所のオフィスを展開し、250人の投資専門家を抱える。アジアでは主に2億5000万ユーロ~15億ユーロ程度の、消費者部門やサービス部門の高品質事業に投資。社員には投資ファンド、投資銀行での投資業務経験者が多い。
本社:ロンドン
業種:投資ファンド
従業員数(日本):30人以下
従業員数(グローバル):301~1000人
創業年(日本):2003年
創業年(本国):1981年
スクロール→
資生堂 12月決算:式 |
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連結/百万円 |
売上高 |
営業利益 |
←率 |
税前利益 |
株主利益 |
17/12期 |
1,005,062 |
80,437 |
8.0% |
80,327 |
22,749 |
18/12期 |
1,094,825 |
108,350 |
9.9% |
109,489 |
61,403 |
19/12期 |
1,131,547 |
113,831 |
10.1% |
108,739 |
73,562 |
20/12期予想 |
920,000 |
15,000 |
1.6% |
9,500 |
-12,000 |
20予/19期比 |
-18.7% |
-86.8% |
|
-91.3% |
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