組織委員会新会長は誰に 9人の未確認候補者たち
女性蔑視と取られてしまった失言に会長職を辞任した森会長、新会長には女性がいいとか、スポーツ関係者がいいとか、性別は関係ないとか、いろいろ巷で話があがっている。
組織委員会では10人の選考委員をアスリートの中から任命するとしたものの、ケチがついた組織委員会会長の選考委員、恨まれたら困ると8人しか集められなかったようだ。
問題発言を素通りさせた組織委員会、その組織委員会が候補者検討委員会を発足させ、次期会長候補を選任するという。それも密室で。結局御手洗さんが会長候補者を決めるのだろう。
ただ、その検討委員会の責任者が老人で権力をこれまで振りまいてきた御手洗さん(85歳)では選任されたアスリートたちは泣く子も黙ることだろう。(御手洗さんにはキャノンという一大広告主があり、マスコミを黙らせるにはうってつけの人物だったかもしれないが、もはや老人クラブの人)
組織委員会は、会長が決定するまで委員会メンバー名や議事内容などすべてクローズするという。組織委員会は、下記の人物たちを候補者検討委員会のメンバーにして、会長候補者から脱落させる算段のようだ。
(老体化した日本の政治家と関係者たち、こうした老人政治には明治維新が必要のようだ)
1、橋本聖子五輪相(56)は、フィギアースケートの高橋大輔選手に酒に酔い唇を奪った逆セクハラの人、会長になった場合、2014当時海外でも報道されており、再びクローズアップされることになる。自民党参議の五輪相、五輪では政治色のない人が求められている。議員を辞める覚悟はなく、固辞しているという。ただ、高橋選手の唇を奪った女性として意外と海外では受ける可能性もある。
2、丸川珠代元五輪相(50)の名前も挙がっている。安部チルドレンの参議、政治色から抜け出せない。小池都知事にまったく相手にされなかった問題もあり問題外。アナウンサー出身ながらしゃべりも下手すぎる、東大卒ながら頭のキレもない。
3、鈴木大地氏(53)は前(初代)スポーツ庁長官、しかし、すでに政治色がはっきりしており、台風時行方不明事件の森田県知事、千葉県の来る知事選で自民党千葉県連から一時擁立された鈴木氏。しかし、当時、森喜郎会長が森田知事に会って「知事を辞めんのか」と問われ、森田知事が「まだ何も決めてません」、森会長が「そんならば、もう一期県民のためやりなさい」と檄を飛ばされ、鈴木氏擁立は千葉県連で空中分解、鈴木氏もだんまりを決め込んだ経緯がある。
4、室伏広治氏(46)は、親が離婚した実母問題を抱えており、雑誌ネタがある。私的領域で再び取りざたされる可能性がある。実母と仲良しになっていれば別問題、会長の可能性は高くなる。
人畜無害な人は、小谷実可子氏か高橋尚子氏かもしれない。世界のスポーツ界に名の知れた人が、こうした事態では、問題を落ち着かせることができるだろう。
女性のメダリストのスポーツ選手で名が挙がっているのは、
橋本五輪相のほか、
5、日本オリンピック委員会(JOC)理事の山口香氏(56)、
6、組織委スポーツディレクターの小谷実可子氏(54)、
7、JOC理事の高橋尚子氏(48)
と五輪メダリストの女性4人が挙がっていると報じられている。
8、9、さらにバスケットボール界を立て直した同協会会長の三屋裕子氏(62/五輪元バレー日本代表)や、柔道金メダリストで世界に知れた山下泰裕JOC会長(63歳)の名前も挙がっている。
さて9候補から選出されるかどうかはまったくわからない。
本家ユニセフと関係が深く反対する人がいない黒柳徹子氏(87歳)、世界の芸術家である草間彌生氏(超高齢)あたりも面白い存在だが・・・。
ただ、新コロナ感染事態、緊急事態宣言でせっかく減少し続けている感染者数、春の行楽シーズンに向け、GoTo-Tの再開を検討している中央・地方の政治家たち、昨年は3月20日からの3連休後からの感染者急増により、4月8日からの緊急事態宣言に至った経緯を忘れてはなるまい。
オリンピックはすでにケチがいくつもついており、そのためにも新コロナ感染者数を最小限まで減らし、開催すべきではないだろうか。
政権者の本音として開催はどうでもよいのならば、GoToキャンペーンをフル再稼動させ、また多くの国民が現在のように亡くなっていく中で、世界から集まるアスリートたちを新コロナに怯えさせながら無観客で開催させたら良いことになる。
ただ、それも感染が拡大していれば、IOCがイモを引く可能性もある。
何でもありの政権だが、五輪についてはそんなに裁量権の自由はない。各国の委員会が参加するかどうかを決定する。
集団免疫でワクチン効果が現れるのは9月以降であり、収束は11月以降になることが予想されている。
二兎追う者一兎も得ず。
新コロナ下、テニス全豪オープン開催中では・・・
(2月8日(月)~2月21日(日))
2月12日オーストラリアでは空港の隔離ホテルでクラスター発生、英国型ウイルス感染防止のため(まだ英国型なのか分析されていない)、開催都市メルボルンがあるビクトリア州では5日間のロックダウンに入った、その日から試合は無観客で開催されている。
スクロール→
テニス全豪オープン開催のオーストラリアの感染者数 |
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新規感染者数 |
感染累計数 |
備考 |
1月5日 |
4 |
28,842 |
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1月6日 |
6 |
28,848 |
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1月7日 |
2 |
28,850 |
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1月8日 |
7 |
28,857 |
開催初日 |
1月9日 |
3 |
28,860 |
|
1月10日 |
11 |
28,871 |
|
1月11日 |
6 |
28,877 |
|
1月12日 |
10 |
28,887 |
ロックダウン・無観客試合に |
1月13日 |
5 |
28,892 |
|
1月14日 |
6 |
28,898 |
|
1月15日 |
2 |
28,900 |
国民の健康が第一とする政治家の意識が日本とは180度異なるようだ。