アイコン アップル 現代Gを利用して秘密機密強固に Project Titan「Apple iCar」


現代・起亜自動車グループと米アップルの「プロジェクトタイタン(Project Titan)『アップルカー』」の生産協議が中断または失敗に終わったと韓国で報じられている。

現代自動車は1月8日の公示で、アップルに言及せず「多数の企業から自動運転電気自動車関連の共同開発協力要請を受けているが、初期段階で決定されたものはない」と説明し、すべてが始まった。
これを受け、現代Gの株価が動意し出し、
起亜の場合は
1月8日には前日比9.8%上昇68300ウォンを付け、
具体的噂から1月19日には83,400ウォンまで上昇、
海外メディアも含め話が出るたびに上昇して2月5日には101,500ウォンまで駆け上がった。
しかし、2月8日の「何も協議なし」との会社公表により、▲15,400ウォン急落、率にして▲14.9%下落した。

「火のないところに煙なし」は韓国でも共通した諺か、
2月9日には売り買い交錯し▲1.62%安、▲1,400ウォン安の84,900ウォンとなっている。現代自動車に至っては1.07%上昇し236,500ウォンを付けている。

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現代自動車と起亜自動車は8日、KOSPI市場公示を通じ「アップルと自動運転車開発に関する協議を進めていない」と公示した。
現代自動車と起亜自動車関係者らは「公示以外に明らかにすることはない」として口を閉ざした。
現代グループはアップルカーの協議決裂あるいは中断が及ぼす影響を考慮して役員社員の口止めを徹底している。

8日のKOSPI市場では現代自動車グループ関連株が一斉に急落した。
8日だけで現代自動車グループの時価総額は1日で▲13兆4000億ウォン(約1兆2619億円)蒸発した。

現代自動車は前日より▲6.21%下落の23万4000ウォン。
起亜自動車が▲14.98%安、
現代モービスが▲8.65%安、
現代ウィアが▲11.9%安、
現代グロービスが▲9.5%安などともに下落した。
現代自動車グループの上場5社の時価総額は125兆4439億ウォンで前日より▲9.7%減った。
KOSPI(韓国株価総合指数)は再び3100ポイントを割り込み前日より▲0.94%下落の3091.24で取引を終えた。

現代自動車グループとアップルとの協力説が出てきた1月8日から2月5日まで個人投資家は現代自動車株を9157億ウォン相当買い越した。
起亜自動車、現代モービス、現代ウィア、現代グロービスの4社を含めた個人投資家の現代自動車グループ関連株買い越し規模は2兆8139億ウォンだった。
同じ期間にKOSPI市場全体で個人投資家の買い越し規模21兆2546億ウォンのうち13%以上が現代自動車グループ関連株に集中した。

8日のKOSPI市場で個人投資家の買い越し1位銘柄は起亜自動車だった。
この日個人投資家らは起亜自動車株2405億ウォン相当を買い越した。個人投資家買い越し2位は現代モービスの1700億ウォン、4位は現代グロービスの606億ウォンだった。

これに対し機関投資家と外国人投資家は現代自動車グループ関連株5000億ウォン以上を売り越した。

アップルの秘密主義は徹底しており、よほど現代Gに好材料が出現しない限り、株価は戻ることもなく、個人投資家は今後泣きを見ることになる。新コロナにより国の融資制度を利用して借金して投資した人たちは大泣きするしかない。

ブルームバーグは5日、現代自動車とアップルの協議が最近中断され、原因は現代自動車がアップルとの「機密保持」の原則を破ったため、「アップルが腹を立てた」と伝えた。

アップルは、協力企業など事業パートナーを選ぶ際、厳しい情報セキュリティを強要し、機密保持原則に反すれば数億ドルの罰則を払わせるケースもあるという。
アップルは今回の現代G問題で、無言のまま新たな提携交渉先に秘密保持を強要でき、強力に推進することができることにもなった。

iPhoneとGalaxyの初期開発戦争、アップルはサムスンに対してiPhoneの技術やデザインに至るまですべてを盗まれたと主張して米国で何本も裁判を起こした。ほとんどがアップル有利で和解したものの、その裁判資料では、双方によるすさまじい企業スパイ合戦が繰り広げられていたことを裏付ける内容がほとんどを占めていた。

1度あることは2度も3度もある。
教訓を生かしきれない、目先利益に走るジョブスを欠いたアップルの限界だろうか。
日本製鉄×ポスコ、東芝×SK・・・日本でもいくらでもある。

Apple iCar
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[ 2021年2月 9日 ]

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