アイコン マリコンのパールライン(株)(熊本)/民事再生手続廃止


続報。マリコン、沿海海運のパールライン(株)(所在地:熊本県上天草市大矢野町中9861番地6 )は2月25日付、仙台地裁において民事再生手続廃止を受けました。
官報より参照。
民事再生申請時の負債額は約18億円。

同社は昭和54年創業の沿海海運、マリコン業者。天草で創業し、その後、六ヶ所村の港湾工事などに携わり、東北において基盤を確立、沿海海運や港湾土木工事を請け負っていた。東日本大震災後は、クレーン船など多くの港湾土木用船を有しマリコンに集中、港湾復興工事に従事して平成26年8月期には37億円台の売上高を計上していた。

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しかし、最近では復興工事も一巡、平成30年期の売上高は27億円台まで落ち、工事用船取得にかかわる借入金負担も大きく、人手不足による外注費や労務費コストの増加もあり、赤字経営が続き、債務超過にいたっていた。抜本的に財務内容を改善させ再起を図るため、民事再生の申請となっていたが、今回、民事再生廃止の措置を受けた。

保全管理人には阿部弘樹弁護士(所在地:宮城県仙台市青葉区大町1丁目2-1ライオンビル8階ひろむ法律事務所)が選任されている。
事件番号は令和元年(再)第4号となっています。

既報記事
追報:パールライン(株)(宮城・熊本)/民事再生申請

[ 2021年3月 9日 ]
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