アイコン 米NYダウ平均 最高値更新 200兆円の新コロナ経済支援策 ビットコインも最高値


10日の米NYダウ平均は、前日比1.46%、464.28ドル高の32297.02ドルとなり、最高値を更新した。

これまで、民主党政権の200兆円の新コロナ経済支援策はインフレを呼び起こすとして国債金利が上昇し株価を下げていたが、いざ上院を通過すると経済回復勢が優勢となり、株価を押し上げている。今後、経済もバブル気味の株価も経済回復は加速し、インフレに至り金利上昇は避けられない。イエレン財務長官はFRB時代から、失業率を最重要課題としており、今後、失業率が低下し、賃金を押し上げるようになったならば加熱状態であり、冷やすために金利の上昇は避けられず、この先、その綱引きが展開されるまで、株価上昇は続くものと見られる。一方で、現地ではこうしたNYダウの株価上昇も日銀や年金、生保の巨額ジャパンマネーが大きく貢献しているともみなされている。

日本は特に何もなければ、為替も円安への流れが続いており、米ダウと連れション状態での株価上昇が続くものと見られる。

為替は108円38銭前後(11日午前8時現在)

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WTI原油価格は64.71ドル、サウジ原油施設へのイエメンのフーシ派によるロケット弾・ドローン攻撃は現場に届かず不発、一昨日、67ドルまで急伸していたが落ち着いている。バイデン米大統領はサウジ皇太子に記者殺害問題で喧嘩を売っており、減産を続ける可能性がある。しかし、米国のシェールオイル軍団も価格上昇で原油掘削リグの再稼動が急ピッチで進んでおり、落ち着いてくるものと見られる。ただ、トランプのように、高いと直接サウジに対して警告するようなことはないだろう。価格が上がれば原油消費量が減少し、環境にはよいと思っているのかもしれない。

ビットコイン(ドル)も2月21日に付けた57417ドルから28日には45125ドルまで下げていたが、54863ドルまで回復している。

一方、ビットコイン(円)は、2月21日の過去最高値608万円から28日には4819920円まで下げ、それを底に再上昇、6128011円(11日7時25分現在)と前日比2.94%、174839円上昇し過去最高値を更新している。
最近は、ビットコインを巨額保有する著名人たち(大手IT経営者やテスラ)の発言が相次ぎ、押し上げる材料になっているようだ。

テスラの株価も一時暴落、1月25日の880.8ドルから3月8日には563ドルまで下げたが、9日には急反発676.58ドルまで上昇、10日は5.52ドル下げ668.06ドルとなっている。

ロマン派のイーロン・マスクは、ロケット発射の帰還実験に見られるように、12月に失敗、多くの知見を得たとして1月に実験して失敗、再び多くの知見を得たとして3月4日に発射実験し失敗している。相当な早漏患者のようだ。テスラは半導体不足に陥っている。

 

[ 2021年3月11日 ]

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