アイコン リクルート 20年首都圏新築マンション契約者動向調査


平均購入価格は5,538万円で、2001年調査開始以来過去最高
広い家や居住空間のゆとりへの希望が2019年よりやや強まる
リクルート住まいカンパニーでは、新築分譲マンション市場の実態をつかむために、首都圏の新築分譲マンション契約者を対象とした調査を2001年より毎年実施している。この度、2020年に契約された動向を取りまとめた。

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<調査トピックス>
1、世帯主の平均年齢は37.7歳で、2019年よりやや低下
2019年より夫婦のみ世帯・シングル世帯がやや増加
  シングル男性5.8%、シングル女性8.6%、夫婦のみ世帯35.6%、第一子小入学前28.7%、第一子小以上9.0%、シニアカップル4.9%、その他6.4%。

2、既婚世帯の共働き比率は、2001年調査開始以来最高の72%
2010年55.2%、2015年59.4%、2019年68.3%

3、世帯総年収は全体平均で985万円で2019年とほぼ同じ
総年収1,000万円以上の既婚共働き世帯が全体の27%

4、東京23区の購入割合は39%で、2019年とほぼ同じ
2019年に比べ、東京23区、神奈川県、埼玉県の居住者で、他エリアでの購入(流出)が増加。

5、2001年調査開始以来、平均購入価格は5,538万円で最も高く、平均専有面積は67.3m2で最も小さくなっている。

6、自己資金比率平均17.9%、2001年調査開始以来最低
ローン借入総額は平均4,864万円、2005年以降で最高
世帯主と配偶者のペアローンが、全体で約3割、既婚・共働き世帯では約5割

7、「もっと広い家に住みたかった」という購入理由が、2019年よりやや増加
居住空間のゆとりを求めた割合が2019年よりやや増加
2020年4~6月以降の契約者は、20年1~3月と比べて、広い家・居住空間のゆとりなどへの希望がやや強く、通勤利便への希望はやや弱くなっている
間取りプラン、住戸の設備・仕様や部屋数、生活環境の重視度が、2019年よりやや上昇

8、中古マンションとの並行検討者は全体の52%、2003年以降で初めて半数を超えた。
以上、

[ 2021年3月16日 ]

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