アイコン 「貸切バス事業者の倒産件数、ほぼ倍増」「日本の電気料金はもっと高くなる」ほか/倒産・不況ニュースピックアップ


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貸切バス事業者の倒産件数、ほぼ倍増 2020年度

東京商工リサーチは4月8日、2020年度の貸切バス事業者と軽貨物運送業の倒産状況を発表した。

それによると2020年度の貸切バス事業者の倒産件数は15件で、前年度からほぼ倍増し、過去20年間で最多を記録した。インバウンド需要や旅行客を取り込み、2014年度以降は10件未満の倒産で推移していたが、コロナ禍で環境が一変した。貸切バス事業者の多くは売上げの大半を失い、事業継続が難しくなったケースが目立った。

2020年度に倒産した15件のうち、販売不振が12件だった。消滅型の破産は13件と9割弱を占め、再建を断念した倒産が多い。経営体力の乏しい小・零細企業の倒産が中心だった。



2020年度の旅行業の倒産、件数は過去20年で最低 大型倒産目立つ

東京商工リサーチは4月9日、2020年4月から2021年3月までの旅行業の倒産状況を明らかにした。

負債額1,000万円以上の企業の倒産は23件(前期比4件減)で、負債総額は295億6,100万円(前期16億8,200万円)だった。件数は減少し、過去20年間で最少だったものの、負債は過去20年だい最大となり、大型倒産が目立った。

負債額別では、1,000万円以上5,000万円未満が14件で、約6割を占めた。旅行業では過去最大となる、ホワイト・ベアファミリーの負債総額約278億円の倒産が大きく押し上げた。

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「日本の電気料金はもっと高くなる」新電力の"安売り王"がすぐ破綻した本当の理由

F-Powerは、他の新電力と異なり子会社に発電事業者を持つ。そこから電力供給を受ける形でリスクヘッジをしており、JEPXに完全依存の新電力よりは耐性はあったはずだ。

その点を考慮すれば、なおさら(利ザヤの少ない)安い価格で電気を売ることで競争性を確保するスタイルが、JEPXやインバランスの変動を吸収する余地を削っていたとも分析できる。

 

「日本の電気料金はもっと高くなる」新電・・・について、ネットの反応では・・・「だいたい電気小売自由化自体いつ始まったのか知らんかった」「水道料金も自由化検討してんだっけ?同じ末路になるな、これ」「なんでもかんでも自由化すればいいってもんじゃあないだろ」「去年から電話がしょっちゅうかかってきてたな」「九電にエネオスを進められたけどなんでだろ」などの声があがっている。

 

 

 

[ 2021年4月12日 ]
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