アイコン 追報:負債128億 (株)グリーンインフラレンディング(東京)/破産手続き開始決定 管財人選定


続報。グリーンインフラ・レンディング事業の(株)グリーンインフラレンディング(所在地:東京都港区新橋6-2-1 代表:中久保正己)は4月9日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約128億円。

破産管財人は蓑毛良和弁護士(所在地:東京都新宿区新宿1-8-5 三宅・今井・池田法律事務所)が選任されている。

要約は以下の通り。

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破綻企業 要約

 

1

破綻企業名

(株)グリーンインフラレンディング

 

2

本社地

東京都港区新橋6-2-1

 

3

代表者名

中久保正己

 

4

設立

20167

 

5

資本金

1億2000万円

 

6

業種

グリーンインフラ・レンディング事業

 

10%以上の高利回りを謳い投資家に投資を募り、再生可能エネルギーに投融資するファンド事業

 
 

7

貸付先

自称:2,204件(20186)

 

8

貸付額

自称:200億8,026万円(20186)

 

9

破産申立人

債権者のmaneoマーケット

 

10

破産

310

 

第三者破産申し立て受理

 

11

破産開始

49

 

破産手続きの開始決定

 

12

裁判所

東京地方裁判所

 

13

破産管財人

蓑毛良和弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)。

 

HP:http://www.m-i-i-law.com/(情報開示)

 

電話:03-3356-5251

 

14

負債額

 128億円

 

15

債権者数

約4800人

 

 

 

 

 

16

破綻内容

同社はmaneoマーケットのプラットフォームを使い、ファンドの募集、投融資を行っていたが、投融資先での資金の不正利用が発覚、maneoマーケットは同社の新規ファンド事業を停止させていた。そのため、同社は資金が回らず、配当が支払えない延滞ファンドが貸付額の半分以上の126億円に達している。同社は貸付先2201件、貸付額200億8000万円、うち延滞ファンドは22件126億7985万円。

なお、同社の親会社のJCサービスは、債権者保護のためと称し民事再生を申請しており、今回の同社の破産に関しては抗しないとしている。

 

高い利回り案件は胡散臭いものばかり、新規に集めた資金を配当金に回すなど自転車操業が当たり前の世界。そして・・・

 

↓グリーンインフラレンディングに対する債権者破産申立のお知らせ

 

maneoマーケットHPより
https://cdn.maneo.jp/material/fund/news/20210312_qa.pdf

 

 

 

[ 2021年4月12日 ]
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