アイコン 熊本のマリコン パールライン(株)が破産開始に


続報。マリコン、沿海海運のパールライン(株)(所在地:熊本県上天草市大矢野町中*** )は3月24日付、仙台地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。

負債額は約23億6000万円。

続報
追報:パールライン(株)(宮城・熊本)/破産開始決定 負債23億円(要約)

同社は昭和54年創業の沿海海運、マリコン業者。天草で創業し、その後、六ヶ所村の港湾工事などに携わり、東北において基盤を確立、沿海海運や港湾土木工事を請け負っていた。東日本大震災後は、クレーン船など多くの港湾土木用船を有しマリコンに集中、港湾復興工事に従事して平成26年8月期には37億円台の売上高を計上していた。

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しかし、最近では復興工事も一巡、平成30年期の売上高は27億円台まで落ち、工事用船取得にかかわる借入金負担も大きく、人手不足による外注費や労務費コストの増加もあり、赤字経営が続き、債務超過にいたっていた。抜本的に財務内容を改善させ再起を図るため、民事再生の申請となっていたが、前回民事再生廃止の措置を受けていた。

 

破産管財人には、阿部弘樹弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和3年4月30日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年7月16日午後2時。

事件番号は令和3年(フ)第244号となっています。

 

 

[ 2021年4月 2日 ]
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