アイコン 文政権に更なる難問「江原道チャイナタウン」


ソウル・釜山両市長補欠選挙に公約破りで候補者を出した文政権与党、4月7日の投開票の結果、不動産政策の失敗なども含め文大統領誕生の立役者だったろうそく民心隊の20代・30代が、総離反し文政権与党は大敗を喫した。

そうした中、今度は、来年の中韓国交正常化30周年を記念して推進されている「江原道チャイナタウン」事業に対して、問題が飛び火している。

大統領府の国民請願のHPに「『江原道チャイナタウン』建設を撤回してください」と題する請願に、4月13日現在で50万8000人以上が賛同している。
請願者は「中国が韓国固有の文化を略奪しようとしている状況で、大韓民国に小さな中国をつくるのは容認できない」と主張している。

最近、韓国と中国は、韓服は明服起源論争、キムチ中国起源論争、参鶏湯中国起源論争など、中国による「文化の東北工程」(東北工程=高句麗などの歴史を中国史に編入しようとする中国の取り組み)騒動によって反中感情が拡大している。

両国のネット民どころか中国側は共産党系新聞や大使まで参戦させ、エスカレートさせ続けている。

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しかし、キムチ論争の最後は中国側がミスり、中国産キムチの生産現場で裸の大人の男性が白菜洗い場に浸かり仕分け作業を行う映像が中国側から流出、終止符が打たれた。
中国産キムチは、元々600万人以上とされる北朝鮮との国境線近くに住む朝鮮族がキムチを生産し、中国産キムチとして、韓国で生産される量とほぼ同じ量が韓国へ輸出されている。

世論調査でも中国は日本と同じくらい嫌いな国に落ちている。

中国は2017年3月からの韓国のTHAAD配備に対する制裁において、韓国文政権が中国に対して土下座外交を続けるも中国は手綱を一切緩めない。そうしたことから今に至るまで土下座外交を続けている。中国は韓国に対する扱い方を熟知しているかのようだ。

韓国側の意識も韓国を卑下するような韓国時代ドラマ「朝鮮退魔師」を放送し、視聴者からの問題提起によりネット炎上、数回放送しただけで放映停止。時代考証もせず安易に制作した制作会社の問題もあろう。
中韓のネット民の対立は今に始まったことではないが、そうした対立を意識せず制作した制作会社、放送会社に問題があろうか。

そうした対立は今に続くTHADDの文化制裁もあり、韓国民の不満は鬱積している。

中国の習近平国家主席も、朝鮮半島、高麗・李氏朝鮮時代も含め昔から中国の属国であったという認識を現在も有しており、韓国の言う東北工程も現実のものになっているのかもしれない。

「江原道チャイナタウン」について
も江原道の崔文洵知事(民主党党員)が、以前、中国共産党傘下の人民日報系のインタビューで「この事業を『文化の一帯一路(中国の経済軍事覇権戦略)、中国政府主導の戦略構想)』と名付けた」と掲載されており、特にネットで日ごろから中国と戦っている韓国の若い世代を刺激している。

「江原道チャイナタウン」は、
化学繊維やアパレル事業のコーロン財閥傘下のコーロングローバルなどが2018年から江原道と協力し、江原道内陸部の春川市と洪川一帯の120万平方メートル(日本の36Hゴルフ場平均140万㎡)に中国複合文化タウンを建設する「江原道チャイナタウン」事業を推進してきている。

構想では、少林寺、中国の伝統的な街並みの再現、中国式庭園の造営、中国料理、名酒などを楽しめるテーマパークにする構想により開発が進められている。

中国は、韓国側の中韓国交30周年記念事業として「江原道チャイナタウン」を認識しており、文政権としても、当事業を止めさせるわけにはいかず、さりとて、このまま開発を進めれば、来年3月9日の大統領選挙に影響するおそれもあり、悩みが尽きない。
ましてや、大統領選で与党候補が負ければ、逆積弊清算を受け、文氏や多くの高官たちが牢獄に入る可能性も出てくる。

↓流出した中国産キムチの生産現場映像
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[ 2021年4月14日 ]

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