アイコン 韓国ではカルフォルニア株の感染者が増加中


WHOは感染力や致命率などの特性が把握された英国変異株、南ア変異株、ブラジル変異株の3種を「主な変異株」に分類している。猛威を振るっている印度株やフィリピン株などは分類されていない。
N501Y(感染力大)・・・英国型、南ア型、ブラジル型
E484K(免疫逃避)・・・南ア型、ブラジル型

米国疾病予防管理センター(CDC)は、カリフォルニア変異株の感染力が従来のウイルスより20%ほど高いとして、独自に「主な変異株」に分類して管理している。

それに加え、N501Y型は感染力が強い(英国型1.3~1.7倍)だけではなく、若い世代の発症率や重症化確率も増加しており、WTOは致死率も含めて第一次公表をすべきではないだろうか。

<印度>
WHOは、金だけ巨額を集めて何をしているのかわからないが、特に新コロナの印度株については早期に調べなければ、ワクチンも間違った接種になる可能性もある。すでに1月までに印度株は判明していた。今や現場を踏まない学者組織に成り下がっているWTO。
印度で生産され接種されている主力ワクチンはアストラゼネカ製であり、同ワクチンは南ア当局が南ア型変異株(E484K)には有効性が認められないとして使用していない同ワクチンを国外へ売りに出していた。印度株がE484K型ならば糠に釘状態となる。
適切なワクチン接種が必要だろうが、まったくワクチンが足りない世界の状況下、ロックダウンしか有効な手立てを打つこともできない状態。その政治体制からロックダウンも国によって打てる国と打てない国がある。日本のように短期でも打てて打たない国もある。

スポンサーリンク

<韓国・感染力2割増のカルフォルニア変異株>
韓国では、慶尚北道地域の4月の感染者から35/73の割合でカリフォルニア変異株が確認されている。ほかの地域からはわずかしか検出されていないという。慶尚北道には米軍基地は星州の山にTHAAD基地があるものの、米軍は韓国政府が黙認する反対派の道路封鎖・関所によりヘリで往来しており、隔離された施設となっている。そのためどこから加ウイルスが侵入したのかは不明ながら、多くの韓国人が米国から帰国して隔離期間はあるものの全国へ帰郷し続けている。伝播ルートの可能性が高い。

韓国では5月4日までに、
英国変異株551件、
加変異株=カルフォルニア型416件
南ア型71件
インド型33件
ブラジル型10件
が確認されている。
韓国は感染者の15%のウイルスを遺伝子解析しているという。
韓国の場合、早期に持ち前の感染検査力で、感染拡大を一定の高さで押さえ込んでいるようだ。

<検査能力があっても検査しなかった神戸・大阪>
日本の場合、英国株が神戸市で集中して拡大していた3月上旬に、指を咥えてやり過ごし、神戸周辺に拡大、大阪市へ拡散させてしまった。当時、第3波から感染者数も減少しており、神戸市も大阪市も危機感を喪失させていた。今では隣接県の岡山県・奈良県などにも飛び火している。
その結果が、現在の兵庫県や大阪府の様相。大阪府は感染拡大に伴い検査数を大幅に増加させたものの、すでに英国型ウイルスは拡散された後だった。2週間遅かった。

感染検査能力が高くなった現在でも、今だ政府も専門家も自治体首長も感染検査でウイルスを封じ込める政策は皆無、特に政府諮問機関や分科会の医師・医学者などの専門家は國家のガン・國賊領域。
日本は、新規感染者に紐が付いた人たちだけしか検査をしていない。それもせず、今だ健康観察を行っている都道府県の保健所もやたら多い。その健康観察も当該個人に任せた観察であり、保健所が観察しているわけでもない。

(厚労省が発表している日本の検査能力数は、昨年7月1日現在3万件、今年1月1日現在11万2千件、3月1日現在15万5千件、5月1日現在20万件と大幅に増加している//ただし昨年3月中旬段階で、2019年までに税金で購入したロシュ製全自動PCR検査機器36台を使用させていればすでに10万件以上あった。)

0505_01.jpg

 

[ 2021年5月 5日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧