任天堂 ３月決算 大幅増収増益 内容詳細記載
同社は当期決算について、
『あつまれどうぶつの森』が２,０８５万本（累計販売本数３,２６３万本）、
『マリオカート８デラックス』が１,０６２万本（累計販売本数３,５３９万本）、
『リングフィットアドベンチャー』が７３８万本（累計販売本数１,０１１万本）
を記録した。
また、「スーパーマリオブラザーズ３５周年」のキャンペーンタイトルとして当期に発売した『スーパーマリオ３Ｄコレクション』は９０１万本、『スーパーマリオ３Ｄワールド＋フューリーワールド』が５５９万本の販売となった。
これらの自社タイトルに加えて、ソフトメーカーのタイトルも同様に販売を伸ばしたことで、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカー様のタイトルも含めて３６タイトルとなった。
これらの結果、
ハードウェアの販売台数は前期比３７．１％増の２,８８３万台、
ソフトウェアの販売本数は前期比３６．８％増の２億３,０８８万本となった。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、NintendoSwitchのパッケージ併売ダウンロードソフトによる売上が好調に推移したほか、『ポケットモンスターソード・シールドエキスパンションパス』や『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の「ファイターパスVol.2」などの追加コンテンツも販売を伸ばした。
さらに、ダウンロード専用ソフトやNintendoSwitchOnlineによる売上も順調に推移し、デジタル売上高は前期比６８．５％増の３,４４１億円となった。
モバイルビジネスでは、モバイル・IP関連収入等の売上高は前期比１１．３％増の５７０億円になったとしている。
今期予想は、新コロナ特需の一巡からか売上高は▲９％減少と見ている。
中国は相変わらず制限している。中国が全面解禁することはないだろうが、そうなれば同社の売上高は爆発的に増加するものと見られる。中国では国内オンラインゲームに対しても政治面から規制がさらに厳しくなっている。
スクロール→
|
単位/百万円 |
21/3期 |
20/3期 |
増減率 |
|
ゲーム専用機 |
1,700,050 |
1,554,162 |
9.39% |
|
うちSwitchハード含むﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ |
1,666,405 |
1,219,327 |
36.67% |
|
うちその他 |
33,645 |
34,834 |
-3.41% |
|
モバイル・IP関連 |
57,080 |
51,295 |
11.28% |
|
トランプほか |
1,779 |
3,062 |
-41.90% |
|
合計 |
1,758,910 |
1,308,519 |
34.42% |
スクロール→
|
21/3期／百万円 |
ゲーム専用機 |
割合 |
|
日本 |
373,814 |
22.0% |
|
米大陸 |
703,611 |
41.4% |
|
欧州 |
435,804 |
25.6% |
|
その他 |
186,820 |
11.0% |
|
計 |
1,700,050 |
|
スクロール→
|
２０２１年３月期 日本方式 |
|||||
|
連結／百万円 |
売上高 |
営業利益 |
←率 |
経常利益 |
株主利益 |
|
19/3期 |
1,200,560 |
249,701 |
20.8% |
277,355 |
194,009 |
|
20/3期 |
1,308,519 |
352,370 |
26.9% |
360,461 |
258,641 |
|
21/3期 |
1,758,910 |
640,634 |
36.4% |
678,996 |
480,376 |
|
21/20比 |
34.4% |
81.8% |
|
88.4% |
85.7% |
|
22/3期予想 |
1,600,000 |
500,000 |
31.3% |
480,000 |
340,000 |
|
22予/21期比 |
-9.0% |
-22.0% |
|
-29.3% |
-29.2% |
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