アイコン 福岡銀行傘下のヤマウHD 3月決算 増収大増益 コンクリ二次製品


同社は当期の九州経済について、国が進める防災・減災、国土強靭化のための予算が配分される一方で、中・長期的には公共投資の縮減により漸減する方向であることが予想されるなど、予断を許さない状況が続いていると、同社は2021年~2025年を計画期間とする国の国土強靭化計画を新コロナ影響から悲観的に捉えている。
なお、当期の業績について、買収した中外道路(株)の加入に加え、同社が営む高架道路用伸縮装置製造販売、設置事業分野や水門・堰製造施工事業分野で好採算製品の出荷・施工があったとしている。

今後の見通しについても、新コロナ感染拡大の影響により、生産活動の停滞や消費の落ち込み等極めて厳しい状況で推移するものと予想される。同社の主要市場である九州圏内の建設市場においても工事の縮減、延期も予見されるなど楽観できない状況にあるとしている。

全国津々浦々にこの景気をと2013年から始まった国土強靭化計画、繰り返し新たな装いで繰り返され、今回は2025年までの5ヶ年計画が今年度から始まっており、財政健全性世界一の日本にあり、新コロナによる経済打撃の回復策として強力に推進されるものと見られる。今秋には衆院選挙もあり発注が前倒しで執行される可能性も高い。


 

スポンサーリンク

スクロール→

2021/3期 部門別 売上高と営業利益

連結/百万円

売上高

営業利益

事業分野

当期

前期比

当期

前期比

利益率

コンクリ二次製品

17,713

6.6%

1,088

41.9%

6.1%

水門・堰

3,438

1.1%

292

122.6%

8.5%

地質コンサル・土木

1,735

-0.9%

200

27.5%

11.5%

コンクリ補修等

1,016

12.5%

120

10.1%

11.8%

金融機関向け機器

460

14.8%

38

52.6%

8.3%

道路用伸縮装置

2,377

 

96

 

4.0%

不動産

74

-8.9%

27

-18.8%

36.5%

調整

-102

 

13

 

 

合計

26,711

15.7%

1,874

64.1%

7.0%

 


スクロール→

2021年3月期  日本方式

連結/百万円

売上高 

営業利益

←率

経常利益

株主利益

18/3

22,635

501

2.2%

625

553

19/3

24,068

855

3.6%

973

501

20/3

23,089

1,142

4.9%

1,173

732

21/3

26,711

1,874

7.0%

1,863

1,243

21/20

15.7%

64.1%

 

58.8%

69.8%

22/3期予想

18,000

1,350

7.5%

1,350

870

22/21期比

-32.6%

-28.0%

 

-27.5%

-30.0%

 

[ 2021年5月11日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧