多摩川住宅ホ１１棟、７棟９１０戸で再開発へ　住友不動産＋長谷工ら

東京都調布市で推進されている多摩川住宅ホ号棟（１１棟、総戸数３８０戸）の建替事業について、多摩川住宅ホ号棟マンション建替組合が、このほど調布市の組合設立認可を受け、マンション建替組合が設立された。

住友不動産と長谷工コーポレーションが参加組合員として参画する。

「多摩川住宅」は東京都調布市と狛江市にまたがる約５０haの敷地に建設された大規模団地(８８棟３,９１４戸)。敷地内には賃貸住宅、分譲住宅、中層マンションのほか、商業施設や公園、運動施設、幼稚園や小中学校も整備されている。

多摩川住宅ホ号棟マンションは１９６８年の竣工。

２００７年に多摩川住宅街づくり協議会が発足し、

２０１５年に事業協力者として住友不動産、長谷工コーポレーションを選定。

２０２０年に団地一括建替え決議が成立し、今回建替組合の設立が認可された。

同物件は、京王線「調布」駅・小田急線「狛江」駅のいずれからもバスで９分。敷地面積は３万７,６３８．９０平方メートル。従前建物は鉄筋コンククリート造地上５階建。建て替えにより、地上１２階建７棟、総戸数９１０戸のマンションを建設する。

　竣工は２０２５年を予定。

なお、別のハ号棟は野村不動産・東京建物・旭化成不動産レジデンスJVが参画している。

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[ 2021年5月26日 ]