アイコン いよいよ韓国も宇宙時代へ 純国産ロケット10月打ち上げへ


韓国は純国際宇宙ロケット「ヌリ号」試作機を10月21日、初めて打ち上げる。ヌリ号は、1.5トン級の実用衛星を地球の低軌道(高度600~800キロメートル)に投入する宇宙ロケット。

韓国が初めて打ち上げ成功した宇宙ロケット羅老(ナロ)号は、一段目ロケットをロシアが供給し、2013年1月、3号機ではじめて成功していた。ロシア企業のクルニチェフ社製の一段目ロケットが使用されていた。しかし、一段目ロケットの技術移転をロシア側に求めたもののロシア政府が認可せず開発は頓挫、それ以降、純国産宇宙ロケット開発に当たってきた。
米国も軍事用に転用されるおそれがあるため韓国への技術移転をしていない。

米国はニクソン大統領が周恩来首相と初会談した時に、「朝鮮の人たちは北であれ、南であれ、危なっかしいことから、コントロールする必要がある」と述べていたことが記録されている。

そのため米政府は韓国側に高度な軍事技術の移転は行わず、開発そのものも規制していた。トランプが韓国が高額兵器を大量購入してくれたことから、その見返りに、韓国に課していた攻撃ミサイルの弾道重量や射程距離の規制をすべて撤廃した。これで危機に瀕するのは北朝鮮だけではなく日本もということになった。親中従北政権ならば日本が最大の脅威になる。

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韓国型ロケット「ヌリ号」は、75トンエンジン4基を使った1段目と75トンエンジン1基を使った2段目、7トンエンジンが搭載された3段目で構成されている。
韓国は各種国産攻撃・迎撃・巡航ミサイルなど保有し、1段式ロケットは早々にクリアしており、宇宙ロケット用も2段目用の1段式ロケットは2018年11月成功させている。
ただ、通常の人工衛星を飛ばす宇宙ロケットとなると、より推進力を必要とし多段式になる。純国産ロケットを開発するまでにすでに8年を経過している。

75トンエンジン開発については、2003年、ウクライナから30トン級の液体燃料エンジンの設計図を入手し、韓国側が75トンまで増大させることに成功させており、純粋に韓国産とはいいがたい面もある。2013年のナロ号にも2段目として採用されていた。

ウクライナはソ連が解体される中で独立、ソ連時代に製造中だった空母を未完成のまま中国へ売却するなど節操のなさも随一。

↓一段目に75トンエンジンを4基搭載している。
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[ 2021年8月13日 ]

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