千葉県北西部で震度5強の強い地震 プレート型か 長周期地震動レベル2観測
気象庁の発表によると、7日午後10時41分ころ千葉市稲毛区宮野木JCT付近を震源とするM5.9、震度5強の強い地震があった。各地の震度は下記のとおり。
各地でけが人や水道管が発生するなど被害が生じている。
なお、千葉県北西部や東京都23区では長周期地震動レベル2を観測している。高層ビルでは物につかまらなければ歩けないレベル。
2011年3月に発生した東日本大震災の余震と見られるが、福島県でこれまで発生していた地震が南下、茨城や埼玉県などでは深いところで発生、今回は千葉県で発生し、これまでより大きな地震となった。
大きな地震が発生すれば、その地域にある多くの断層が刺激され、更なる地震を発生させるが、発生しなくともそのエネルギーは蓄えられ続け、破裂=大きなズレが生じた場合、大きな地震になる。福島県・茨城県、千葉県では沖も含めて、東日本大震災以降これまでに多くの地震が発生しており、各地の断層を刺激し続けてきている。
先日は岩手県沖で、宮崎県沖で発生していた。
ただ、日本はプレートが3つも4つも重なった国土であり地震大国、WithCoronaはいらないが、地震は国土の成り立ちから、地震とともに生きるしかない。想定外で済まされる日本の政治では防災も喉もと過ぎれば葬り去るのが常。個人個人が防災意識を持ち続け身を守るしかない。
今回の地震は太平洋プレートとフィリピンプレートが重なりあっている深度80キロ付近で発生したという。付近には北からユーラシアプレート系のオホーツクプレートがぶつかっており、関東は3つのプレートがぶつかっている。
ただ、気象庁は正式には東西方向に圧力軸を持つ逆断層型地震としている。気象庁の記者会見者とは異なっている。
スクロール→
発生時刻 |
2021年10月07日 22時41分頃 |
|
震源地 |
千葉県北西部 |
|
最大震度 |
震度5強 |
|
位置 |
緯度 |
北緯 35.6度 |
経度 |
東経 140.1度 |
|
震源 |
規模 |
M5.9 |
深さ |
約75km |
スクロール→
震度5強 |
||
埼玉県 |
川口市宮代町 |
|
東京都 |
東京足立区 |
|
震度5弱 |
||
埼玉県 |
さいたま緑区、草加市、蕨市、八潮市、三郷市、幸手市、吉川市、加須市、鴻巣市、久喜市 |
|
千葉県 |
千葉中央区、船橋市、松戸市、流山市 |
|
東京都 |
東京大田区、町田市 |
|
神奈川県 |
横浜鶴見区、横浜神奈川区 |
|
震度4 |
||
・茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県の観測地点 |
||