アイコン 隣国 超高層マンション壁崩落 内部も崩落していた 問題はどこに・・・


マンション建築現場で、どうしてこんな外壁崩落事故が生じたのだろうか。
現場の映像では外壁だけの崩落ではなく内部も崩落している。
超高層マンションの場合、使用する鉄骨の品質、ボルトやナット類の基準、セメント類の基準、外壁パネル=軽量気泡コンクリート=ALCパネルは細かく基準が設定されているはずだが・・・。隣国だからわからないが・・・。
外壁が崩落し鉄筋が露わになっているところは鉄筋コンクリートになっている部分で、鉄筋を組み、そこに生コンを打設する。隙間なく打設する必要がある。

考えられるのは、鉄筋コンクリ部分が生コン打設不良で隙間だらけで強度が構成されていなかった。もしくは乾燥したらボロボロになるシャブコンが打設された可能性が指摘されようか。  

タワマンは、太い柱と床を鉄筋コンクリで固め、あとは工場生産の外装用ALCパネルと内部仕切り用の乾式壁を嵌め込めば終了、残るは戸別の内装工事だけとなる。床や内部壁さえコンクリパネルが使用される現場もある。

隣国では重大死傷事故と見てなんと最高検察庁が調査に乗り出している。今後、原因の詳細が明らかにされることだろう。

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経過、
光州市西区花亭洞で11日午後3時46分ころ、マンション「ファジョン アイパーク」マンションの38階部分に生コン打設していたところ、38階部分から23階部分の外壁や構造物などが崩落した。施工会社はHDC現代産業開発。

「ファジョン アイパーク」は、近くにバスターミナルや百貨店もある同市の中核施設群、地下4階・地上39階建で8棟からなる。マンション705世帯とオフィステル(オフィス兼ワンルーム)142室の計847世帯という大型複合ビルのうちの1棟。

HDC現代産業開発は、
現代財閥の創業者の弟の親子が、現代グループの住宅・土木・産廃事業を独立させた会社で、現在では独自の財閥グループを形成している。
同社の代表の鄭夢奎は韓国サッカー協会の会長を務めている(ヒステリーの持主)。
同社は2019年アシアナ航空に対して2000億円での買収に合意、しかし、新コロナ事態もあり買収資金を調達できず、アシアナ側から契約を解除された経緯がある。

また、昨年6月にも同社が元請工事の光州市のビル解体現場で、道路側に解体中のビルが倒壊、バス停留所に停車したバスが下敷きになり乗客ら9人が死亡する事件を発生させていた。構造物の内側から解体を進め、内部に土嚢を積み上げ、その土嚢に重機が乗り解体作業を実施。土嚢の傾斜で重機が前のめりになれば、外壁が重機で倒壊する。現場は道路側を高いビルの壁のまま最後に解体するという手法で交通安全上、問題視されている。解体現場前は舗道があり、道路は片側2車線の交通量の多い現場となっていた。

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[ 2022年1月13日 ]

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