100年企業の「春口鉄工所」/弁護士一任 <新潟> 後継者不在
船舶用内燃機関部品製造の(株)春口鉄工所(所在地:新潟県柏崎市田塚3***)は2月14日、任意整理に入り事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約2億円。
資本金は2500万円。
同社は大正9年創業の老舗で、昭和33年5月に法人化へ、業績が低迷する中、後継者問題もあり事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士には星野徹弁護士(電話番号:0258-35-4444)が任命されている。
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破綻要約 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
(株)春口鉄工所 |
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本社地 |
新潟県柏崎市田塚3-3-43 |
3 |
代表 |
春口一也 |
4 |
創業 |
1920年 |
5 |
設立 |
1958年5月. |
6 |
資本金 |
2500万円 |
7 |
業種 |
舶用エンジン部品製造業 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、、約4.5億円 |
2021年2月期、約1億円 |
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9 |
破たん |
2022年2月14日. |
事後を弁護士一任 |
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10 |
委託弁護士 |
星野徹弁護士(高野・星野法律事務所) |
電話:0258-35-4444 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2億円 |
13 |
破綻事由 |
同社は老舗の舶用内燃機関部品の製造会社。舶用、建設機械用、工作機械用などの油掻リングやシーリング部材などの製造や各種部品加工も業としていた。舶用エンジンも低燃費かつCO2などの排気ガス規制に対応した新エンジンに進化し続け、はたまた、ディーゼルエンジンそのものがCO2で淘汰されようとするなか、同社は時代についていけず、受注は減少し続け、経営不振に陥るなか、代表が病になり、事業継続を断念、今回の事態に至った。 |