アイコン 2022(寅)知事選・戦う相手が違う!(総括)その5


長崎新聞

中村ほうどう候補は戦う相手が違った。

中村知事は自らの選挙戦を犠牲にし、県民の生命と安全を優先していたのだ。

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令和3年12月24日、国内でコロナ感染302人、300人超は2ヶ月ぶりだった。 東京39人、沖縄33人、大阪26人、神奈川24人と新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の市中感染拡大を受け、岸田文雄首相は12月24日、年末年始の帰省や旅行について「慎重に検討していただくようお願いしたい」と国民に警戒を呼び掛けていた。 この時、長崎県内の感染者数はゼロを記録、県内全域に安堵感が漂い始めていた。 長崎県民の多くが地獄のようなコロナ禍の社会を厭忌(エンキ)していたのだ。

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そして年が明けた1月4日、長崎県は県外から帰省し、新型コロナウイルス感染が判明していた2人について、ゲノム解析でオミクロン株と確認されたと発表した。 長崎県内でオミクロン株が確認されたのは初めてだった。 この時、オミクロン株がここまで爆発的に感染拡大することを誰が予想しただろうか。 しかも、2人はいずれもオミクロン株の市中感染が起きている他県から帰省し、ワクチンを2回接種済みだったという。 また接触者も特定されていた。 この時点では県は「県内で市中感染は発生していない」としていた。

県によると、2人は昨年12月28日に関東方面から諫早市の実家に帰省した会社員男性と、31日に県外から長崎市に帰省した40代の男性で、諫早市に帰省した会社員男性は空路だったため、機内で近くにいた23人などを濃厚接触者とした。

長崎市に帰省した男性の接触者で4日に感染が発表された3人については、ゲノム解析でオミクロン株と判明している。 この日を境に新型コロナウイルス・オミクロン株は爆発的な市中感染の広がりを見せ、1月11日84人、12日には感染者はついに三桁の100人を突破し、160人を記録したのだ。

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この日を境に県内のオミクロン株の市中感染数は連続して三桁代を更新、1月28日は最悪の過去最高記録となる717人を記録し、オミクロン株による「まん延防止措置」による時短営業に落胆、失望し、その不満や痛みは全て中村知事への批判となり、その怒りの矛先は中村知事に向けられた。県民のオミクロン株への厭世感の情は県内に充満し、オミクロン株への怒りは頂点に達していたのだ。

その怒りの間隙を縫うようにして現れたのが精神科医のコロナ専門家医を名乗る怪しいポスターやチラシだった。
2月3日には知事選の告示が予定されていたが、それでも、中村知事は選挙戦に向けた全ての行事、予定をキャンセル、自らの選挙戦を犠牲にし、県民の生命と安全を優先していたのだ。
その頃、長崎県内では長崎新聞や西日本新聞の折り込みに大石けんご候補と類推される違法なチラシが数十万部も頒布され、長崎県内至る所には公選挙法違反のポスターが貼られまくっていた。

大石のサムネイル画像

また、沿道には不気味な幟などが立ち並ぶなど長崎県の景観を汚いものにしていた。長崎県の王道と呼ばれる県知事選挙に相応しくないクレイジーで品のない公選挙法違反ギリギリの選挙戦が繰り広げられていたのである。

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まさに長崎新聞が言うように、中村ほうどう候補が戦っていた相手は大石けんご候補でもなければ、宮沢由彦候補ではなかった。 中村ほうどう候補が戦っていたのは卑劣な選挙屋であり、オミクロン株であり、「まん延防止措置法」による時短営業で不自由を強いられた県民の厭世観であり、やりばのない怒りとの戦いだった。

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チラシの違法性を訴える郷原信郎弁護士

戦う相手が違っていたのである。
真の敵との戦いの第2章が始まろうとしている。

インターネット長崎奉行・遠山金四郎

[ 2022年2月28日 ]
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