アイコン 安値受注の大宇造船海洋 2021年期▲1640億円の営業損失 厚板急騰


隣国政府お抱えの大宇造船海洋が発表した2021年の売上高は前期比▲36.2%減の4兆4866億ウォン(約4200億円)、営業損失▲1兆7547億ウォン(約1640億円)、当期純損失1兆6998億ウォン(約1600億円)と赤字に転落したことを明らかにした。政府支援を受けた2016年以降の5年間で初の年間実績赤字。

会社は将来の損失を先に反映させたため大規模な損失が発生したというが・・・。

同社は過去2~3年の低調な受注により売上高が急減し、鋼材を含む資材価格の急激な上昇により発生した1兆3000億ウォン(約1200億円)相当の工事損失引当金を反映したと説明している。

海洋公社の発注元からのクレーム請求や未引き渡しの掘削船関連の評価など約2000億ウォン(約4190億円)の引当金を計上し、損失額の拡大となった。

大宇造船海洋は、昨年の受注目標の達成により、現在3年分の受注残を有した状態であり、今年も2月末までに27億2千万ドル(約3100億円)を受注、船価が上昇し続けており、今後の利益見通しを明らかにしている。

以上、

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隣国の場合、常に世界一の受注、中国を追い抜いた、造船強国だ、世界のLNG船受注は独断場だと、英クラークソンの月次統計や政府間契約を用いて隣国マスコミが書き立てているが、売上高計上は納品段階、政府間の大型契約などは蓋を開けなければ分からない。

ただ、米国の圧力に屈して欧州各国がロシアのパイプラインを閉めれば、LNG船は何隻あっても足りるわけではない。

原油のタンカーにしても同じこと。

しかし、新コロナにより荷役作業が大幅に遅れ、世界の港湾では湾外で待機している船舶は、膨大な船数となる。新コロナが収束すればこの船舶はほとんどが余剰船舶となる現実も待ち構えている。

2015・16年の赤字は、実質親会社でもある政府系の産業銀行から派遣されていた代表らが巨額粉飾していたことから発生していた。

大宇造船の株主である政府直系の産業銀行と現代重工業は2019年3月、大宇造船海洋の売却に関する本契約を締結し、現代重工業グループ入りすることになった。産業銀行と現代重工業が新たに持株会社「韓国造船海洋」を設立。傘下に現代系の造船3社と大宇が入る予定だったが、こうした経営統合にLNG船造船の寡占化を懸念してEUが反対し実現不可能になっている。

[ 2022年3月 9日 ]

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