アイコン 川崎重工 液化水素▲253度の運搬船用タンク開発・認証受ける


川崎重工は、大型液化水素運搬船に搭載する世界最大容積(40,000m3クラス/1基)の貨物格納設備(CCS :カーゴ・コンテインメント・システム)を開発し、設計基本承認(AiP : Approval in Principle)を一般財団法人日本海事協会より取得したと発表した。
今回、AiPを取得した貨物格納設備は、マイナス253℃に冷却することで体積を1/800にした極低温の液化水素を大量に海上輸送するためのもので、舶用の液化水素貨物格納設備として世界最大の容積。
本設備は、同社が世界に先駆けて建造した1,250m3型液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」における設計・建造技術および安全性に関する技術を活かして開発した新方式の断熱構造を有する貨物格納設備。
同社は、この貨物格納設備の開発をNEDO助成事業の一環として実施しており、現在、この貨物格納設備を4基装備した160,000m3型大型液化水素運搬船を2020年代半ばの実用化に向けて開発している。

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カーボンニュートラルの早期実現が世界中で求められる中、この大型液化水素運搬船で、クリーンエネルギーとして需要増加が予想される液化水素の大量輸送を実現し、水素エネルギーの普及により脱炭素を推進するとしている。

【貨物格納設備概要ほか】
タンク方式:独立タンク
直径:約43m、
容積:約40,0000m3
大型液化水素運搬船:貨物格納容積40,000m3×4基搭載
以上、
川崎重工の技術はすでに韓国勢に奪われている可能性もある。
オーストラリアの商品にならない低品質の産炭地の石炭から水素を生産し、日本へ運び入れるとしているようだ。
海水から大量に水素を取り出す技術が求められる。副産物としてリチウムも確保できようか。



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[ 2021年5月 7日 ]

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