アイコン サムスン株主総会でギャラクシーS22のGOS問題謝罪 他社アプリ抑制


サムスンの経営陣が株主総会で、新製品「ギャラクシーS22」のゲーム最適化サービス(GOS)物議と関連して株主に直接謝罪した。
「株主と顧客の皆さんに心配をかけて申しわけない」とし、「顧客の心を最初からきちんと推し量ることができなかった点について、いま一度お詫び申し上げる」と語った。
それでも株主は、安全問題の発生の有無、崩壊した消費者の信頼に対する対策などを問い詰めた。

同社は先立って、謝罪文を公表していた。
同社製の端末にプリインストールされている「ゲーム最適化サービス(Game Optimizing Service,GOS)」によりベンチマークアプリを除く多くの種類のアプリのパフォーマンスが抑制させていた。問題を指摘されたことから同社は、ユーザーがパフォーマンスを任意に制御できるようにソフトウェアアップデートを公開する予定であるとしている。すでに一部アップグレードすることで修正されている。

 

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今回のこの問題はGOSが、ゲームのパフォーマンスを抑制しているだけでなくInstagramやNetflixといった総計1万以上のアプリのパフォーマンスを制限していることを韓国のネットユーザーが発見したのが発端となったもの。

過去にも
HuaweiやOPPOなどが「ベンチマークアプリの起動時のみCPU周波数を異常に上げる」といった不正、
Appleが行い大規模な訴訟問題まで発展した「秘密裏に古い端末の性能を制限する」バッテリーゲート問題、
OPPO 傘下のOnePlus製端末で昨年発覚した今回の事例と似た「Chromeなどの一部アプリで最高性能コアを働かせずパフォーマンスを著しく制限」などメーカーにより多く行われてきた。
サムスンが製造したクアルコムのハイエンドSnapdragon888の発熱問題。これを受けクアルコムは製造依頼先をTSMCに一部変更したとの話もある。
以上、

サムスンのばれちゃった問題

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[ 2022年3月18日 ]

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