アイコン 日大御用達の広告代理店、契約解除


日本大学が、大学付属病院をめぐる背任事件で起訴された元理事の井ノ口忠男被告(64)の実姉が経営する大阪の広告代理店との契約を解除することが2日、関係者への取材で分かったと報じられている。1日の臨時理事会で決まったという。
 
井ノ口忠男被告の実姉は、所得税法違反容疑で逮捕された前理事長の田中英寿容疑者(74/11月29日逮捕/1日付で理事長辞任/理事職は残っている?)やチャンコ屋を営む妻と親しく、日大は長年にわたり広告業務を代理店に委託していた。
ただ、日大関係者からは、代理店に大学から不透明な支出があったとの指摘も出ていた。
大学の決算書によると、2020年度の契約額は約8億6000万円。日大のTV-CMや広告物はすべて同社を経由もしくは許可のもと行われていたという。
 
1日の臨時理事会では、田中容疑者の理事長辞任が了承されたほか、背任事件での被害届提出や損害賠償請求訴訟の検討、田中容疑者の賞与や退職金の保留なども決まったという。

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一方、東京地検特捜部は2日、東京国税局と合同で東京都杉並区の田中容疑者の自宅などを捜索した。自宅への捜索は9月と10月に続き3回目。
関係者によると、日大本部(千代田区)など約20ヶ所が対象となった。同容疑者の脱税容疑を裏付ける狙いがあるとみられる。

田中容疑者は2018年と20年、業者からのリベートなど約1億2000万円を隠し、所得税約5300万円を脱税したとして逮捕された。
大学キャンパスの改修工事を請け負った石川県金沢市の建設会社は、チャンコ屋の2階で「理事長再任祝い」名目で3000万円を渡したという。
100万円未満の小額は店舗で、100万円以上は2階で渡すのが慣例になっていたという報道もなされていた。この建設会社はチャンコ屋の改修工事を井ノ口忠男被告の強い要請で格安で請け負わされ、自宅の改修工事でも相場の半額で請け負わされたという。

これまでの特捜部の調べに対し、田中容疑者は容疑を否認しているという。

文科相が監督官庁でもあり、公金で補助している日大は、理事が逮捕されたにもかかわらず、何の説明もないと怒ったとたん、特捜が日大ドンの逮捕に踏み切った。
これまで限定されていた家宅捜索を日大本丸20ヶ所あまりに踏み込み、ドンの自宅へも3回目となる捜索を行っている。
 元理事長は「俺が逮捕されたら、何でもぶちまける」と話していたそうだが、いざ逮捕されたら、否認し続けているという。
特捜も当然、脱税ではなく、・任容疑の裏づけのため家宅捜索を何回も行っているものと見られる。
 ただ、元理事長にぶちまけられたら非常にお困りになる政官界の先生たちが山のようにいるかもしれない。その方々から検察への圧力は相当なものかと推察される。日大のイベントではこれまでも多くの国会議員の先生方がご招待されてもいた。

 あっち方面とのつながりがあるとされる田中容疑者。別途あっち方面の方が忖度したのか当問題に関係して事件を起こしたとの報道もなされている。
以上、報道など参照

 

[ 2021年12月 3日 ]

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