アイコン 隣国の感染者増と死亡者増は、当局の感染急増中での規制緩和策が原因


K防疫を崩壊させた規制緩和の諸政策
★10月12日、11月からウィズコロナ策に転ずると表明
★10月18日から策の試行期間入り、以降感染者増加、当局増加は想定内とす。
★11月1日、規制大幅緩和のウィズコロナ策導入、
それまで酒あり飲食店の営業時間午後10時までを撤廃
★11月29日、感染者死亡者急増中だったが、文氏、今止めるわけにはいかないと策継続
☆12月18日、医療機関がパニック状態、18日からウィズ策中断発表
酒あり飲食店の営業時間を午後9時までに規制強化、
★2月19日、規制緩和、酒あり飲食店の営業時間を午後10時までに緩和
疾病管理庁と隣国科学技術研究院(KIST)は、大衆利用施設の営業時間を午後9時から10時に1時間だけ延長しても感染者の規模が97%増加すると試算していた。
★3月5日、規制緩和、酒あり飲食店の営業時間を午後11時までに緩和、
緩和による感染者規模は10%増加する(当時の予想最大値27万人)と発表(上記の1時間延長数値とまったく異なる増加率となっている)。
・3月9日、次期大統領選挙
★3月11日、金富謙首相が最大予想37万人と、3月12日~22日にピークアウトすると表明。
★3月18日、20日までの現規制を、当局は全面規制緩和の意向だったが、あまりの感染者の多さと批判にさらされ、これまでの私的な集まり人数制限を6人から8人に緩和するだけにとどめ、21日から実施するとした。1ミリたりとて規制を強化しようとはしない。もはや人災。

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ウィズコロナ策を世界で一番早く取り入れた英国でも、最大感染者数は今年1月5日の275,601人だ。一貫性をなくせば、こうなるという典型的な例だろうか。

<重症者数が少ない問題点>
「重症患者は安定的に管理されている」と強調しているが、「重症患者を早めに別の病床に移し、重症患者数を少なく見せる一種の『統計粉飾』ではないか」と指摘されている。
専門家からは「病床以外での死亡者が急増しているうえ、コロナ専門の集中治療室への収容期間を20日に制限する政府方針があるためだ」と指摘している。

重症者数について保健当局は「重症段階を飛び越えて死亡するケースもある」とし、「既に重症状態で感染が確認され、延命蘇生を断念したケースは重症例に含まれないこともある」と説明している。※しかし、こうしたケースは稀だろう。

高麗大九老病院の金宇柱感染内科教授は、「(政府がデルタ株で病床が逼迫した昨年12月決定した)重症患者を20日経過後に一般病室に移せば、重症病床使用率に余裕が生じるのは当然だ」とし、「病床使用率を抑えようとして、実在する重症患者をちゃんと集計しないのは現実をごまかすものだ」と指摘している。

現在、政府統計の重症患者は、高流量酸素療法、人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)などを使用する重症患者用病床で隔離治療中の患者、それも20日間で病状は固定化したとして一律判断し集中治療打ち切り。

※重症患者を20日間で一般病棟に移さなければ、医療機関に対して国からの医療費が21日以降は下りないだろう。病院はそのまま集中治療室で治療すれば赤字になることから政府当局の指示を守ることになる。

<死亡者数について>
大韓医師協会は、「オミクロン株感染後、基礎疾患の悪化による死亡も増えていて、現在集計されている新型コロナ死亡者数はむしろ過小評価されている可能性がある」と指摘している。

当局は、17日発生した429人の死亡者数についても、各地からの報告が遅れ集中した結果だとし、現在はそれより少ないとしている。
※しかし、当局の現在の死亡者数は少ないとの発言は、各所から報告されないのに何を根拠に言えるのだろうか、死亡者数を2重管理し、調整しているのだろうか。

<防疫当局は「防疫措置を緩和する」と繰り返し言っている>
↑・・・隣国紙報道のまま
今月に入って各施設への入店に対する防疫パスを全面的に取りやめ、私的な集まりの制限を緩和したのに続き、3月20日からはソーシャルディスタンス措置をさらに緩める案について協議している。

金富謙首相は、1級感染症である新型コロナの等級を緩和する案を話し合ってほしいと言い、21日からはワクチン接種を完了した海外からの入国者に対して隔離措置を免除することにしている。
防疫担当者らは連日、「オミクロン株の死亡率は0.1%以下で、季節性インフルエンザの死亡率(0.05~0.1%)とほぼ同じ水準になった」という話を繰り返し、現在最高レベルをインフルエンザ並みへの格下げを検討している。
インフルエンザにかかるのは年間250万~500万人だが、オミクロン株感染者はこの2ヶ月だけで650万人に達し、死亡者数も致死率はインフルエンザ並みに低くとも、急激な感染者の増加に比例して増加している。

<防疫を放棄したというような程度ではなく、感染を煽っているようにも見える>
↑・・・隣国紙報道のまま
全国民が2年以上も予防に努めて耐えてきたのに、何を焦って防疫措置を解除しようとしているのだろうか。
専門家らは、「政府は感染させるだけ感染させ、最後に爆発的に感染させて流行を終わりにするというシナリオを書いているようだ」としている。
「防疫措置を緩和するにしても、少なくともほかの主要国のようにピークが過ぎたのを確認してからでも遅くない」のだが・・・。

<文大統領のお抱え新聞社ハンギョレも現状に警鐘を鳴らす>
文大統領が、弁護士時代に釜山支局を開設したハンギョレ新聞、株主でもあった。大統領に就任してからもハンギョレ新聞の論説委員を大統領府の報道官に就任させたりしている。そうした大統領お抱えのハンギョレ新聞が、文政権に対して次のように警鐘を鳴らしている。
「オミクロン対応防疫システムの核心は、高危険群の保護と被害の最小化だと言える。医療対応余力を超える規模で感染が広がれば達成は困難だ。日常回復に対する焦りを捨て、厳しい現実を直視すべき時だ」と警告している。

誰が文大統領にWithCorona策の導入を進言したのだろうか。非常に気になる。

※最悪のケース
忖度しない人は長官であっても首を切る文政権、統計庁長官は忖度する人として前任者が忖度せず更迭され就任した。単純集計数値を忖度して脚色する係りがあるとすれば大変なことだ。全国からの集計値を司るのは当局だけでもある。

<現在からの新コロナ危機からの脱出方法>
新コロナウイルス戦争に今からでも勝利するための私論
まず、即、感染者数と死亡者数の段階的目標値を設定。
即1週間ロックダウン(政府と国民の新コロナ防疫意識を初期設定に直す/1週間だったら経済的打撃は僅少)⇒次の2週間酒あり飲食店午後9時まで緩和、⇒4週間目からは最終下限目標まで酒あり飲食店午後10時までに緩和をして続ける。
以上、隣国の各紙や当局発表値に基づき作成

次期政権は新コロナ問題を現政権と共有すべきではないだろうか、次期政権担当者にも実際の数値が見えてくるはずだ。

 


スクロール→

隣国の感染・死亡・重症者数の週推移

2021年~

感染

死亡

重症数

2022

日平均

前週比

日均

週末

6/2026

3,737

534

52.7

20

3

149

6/277/3

4,885

698

30.7%

13

2

144

7/410

7,380

1,054

51.1%

13

2

148

7/1117

9,778

1,397

32.5%

17

2

185

7/1824

10,862

1,552

11.1%

13

2

254

7/2531

10,983

1,569

1.1%

27

4

317

8/17

10,883

1,555

-0.9%

21

3

377

8/814

12,883

1,840

18.4%

32

5

386

8/1521

12,628

1,804

-2.0%

54

8

403

8/2228

12,212

1,745

-3.3%

74

11

409

8/299/4

11,962

1,709

-2.0%

39

6

376

9/511

12,314

1,759

2.9%

43

6

352

9/1218

12,795

1,828

3.9%

36

5

329

9/1925

14,380

2,054

12.4%

47

7

320

9/2610/2

17,618

2,517

22.5%

63

9

336

10/39

13,905

1,986

-21.1%

56

8

384

10/1016

11,053

1,579

-20.5%

84

12

361

10/1723

9,498

1,357

-14.1%

101

14

327

10/2430

12,163

1,738

28.1%

85

12

339

10/3111/6

15,073

2,153

23.9%

126

18

411

11/713

15,330

2,190

1.7%

127

18

485

11/1420

19,269

2,753

25.7%

161

23

508

11/2127

24,657

3,522

28.0%

248

35

634

11/2812/4

30,939

4,420

25.5%

317

45

752

12/511

42,676

6,097

37.9%

401

57

856

12/1218

48,281

6,897

13.1%

434

62

1,016

12/1925

43,181

6,163

-10.7%

532

76

1,105

12/261/1

33,208

4,747

-23.0%

449

64

1,049

1/28

25,762

3,683

-22.4%

361

52

838

1/915

26,969

3,853

4.7%

295

42

626

1/1622

38,290

5,470

42.0%

248

35

433

1/2329

84,848

12,121

121.6%

183

26

288

1/302/5

159,896

22,842

88.4%

146

21

269

2/612

323,187

46,170

102.1%

187

27

275

2/1319

563,804

80,543

74.5%

309

44

408

2/2026

973,266

139,038

72.6%

541

77

643

2/273/5

1,381,377

197,340

41.9%

901

129

896

3/612

1,993,625

284,804

44.3%

1,348

193

1,066

3/1318

2,451,332

408,555

52.6%

1,638

273

1,049

累計

8,657,609

 

 

11782

 

 

    3/13からの週は18日までの6日間、前週の日~金までとの比較値。


スクロール→

 

3/13

3/14

3/15

3/16

3/17

3/18

感染数

350,190

309,790

362,338

400,741

621,328

407,017

重症数

1,074

1,158

1,196

1,244

1,159

1,049

死亡数

251

200

293

164

429

301

 


スクロール→

隣国の感染者数と死亡者数の月別推移

隣国

感染数

死亡者数

重症数

累計

日平均

累計

月末

20/11

34,201

7,690

256

526

62

76

20/12

59,773

25,572

825

900

374

344

21/1

78,205

18,432

595

1,420

520

229

21/2

89,676

11,471

410

1,603

183

135

21/3

103,088

13,412

433

1,731

128

108

21/4

122,007

18,919

631

1,828

97

164

21/5

140,340

18,333

591

1,959

131

149

21/6

156,961

16,621

554

2,018

59

149

21/7

198,345

41,384

1,335

2,095

77

317

21/8

251,421

53,076

1,712

2,285

190

409

21/9

311,289

59,868

1,996

2,481

196

336

21/10

364,700

53,411

1,723

2,849

368

332

21/11

447,230

82,530

2,751

3,624

775

661

21/12

630,838

183,608

5,923

5,563

1,939

1,056

22/1

845,709

214,871

6,931

6,755

1,192

277

22/2

3,134,456

2,288,747

81,741

8,058

1,303

439

3/18

8,657,609

5,523,153

306,842

11,782

3,724

1,049

 

[ 2022年3月19日 ]

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