アイコン 全国の感染者数が増加に転ずる ステルスオミクロン株 BA2


最近はオミクロン株-BA1から感染力が1.1~1.3倍強いとされるステルスオミクロン株-BA2に置き換わってきており、減少し続けてきた感染者数が全国で38,671人という多くの感染者数を発生させたまま3月25日に底を打ち、30日までにすでに全国では底から16%増加している。

重症化率などは不明ながらオミクロン株とほとんど変わらないとされている。ただ、日本國はオミクロン株により大量の感染死者を発生させてきたが、主に高齢者や基礎疾患者など免疫脆弱者がオミクロン株のターゲットになっている。政府の医療対策は、その対策に最重点を置くべきだろうが・・・。

そうした人自身、居住する家庭、病院や高齢者施設はこれまでのように感染させないよう万全を期す必要がある。

政府・厚労省は、これまでに重症者のハードルを異常に高く引き上げ続け、できるだけ入院させないように腐心しており、高齢者施設のクラスターでは重症でも入院させない事例も多数あり、それは医療の逼迫度合いに関係なく適用されており、高齢者や基礎疾患者であっても自らの身は自ら守るしかない。

 

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「BA.2」ステルスオミクロン株は、全国の感染者に占める割合が4月上旬には6割になり、5月上旬には9割に達すると感染研の座長は推計。平均して2割感染力が強い場合、感染者数が大幅に増加し、医療が再度逼迫する可能性が高いとしている。

なお、ワクチン追加接種は3月29日現在51,244,344人、人口比40.5%(うち65歳以上の高齢者は29,088,709人で高齢者人口の81.3%)、まだ、追加接種数は人口の過半にも届いておらず、日本の人口の約6割の7,000万人以上の人たちがオミクロン株のBA1なりBA2なりに感染するリスク下にある。新コロナはインフルエンザ並みとしてお花見気分は小池さんも一緒。その前に死亡者の発生を抑える方策が条件ではないだろうか。

 

↓調べた24都府県全部が、7日間の日平均感染者数で見れば、これまで下がり続けた感染者数が、直近では増加に転じている。
増減率は7日間平均値を3月30日分と最近の7日間平均の最低感染者数で算出したもの。


スクロール→

最近の感染者数 ステルスオミクロン株-BA2

22年

3/30日の感染者数

最近の7日平均の最低感染数

 

感染数

7日間平均

感染数

増減率

全国

53,753

45,167

325

38,671

16.8%

北海道

1,979

1,704

323

1394

22.2%

秋田

303

256

322

181

41.4%

宮城

743

542

323

456

18.9%

新潟

695

501

323

388

29.1%

富山

292

235

328

211

11.4%

石川

300

254

327

220

15.5%

茨城

927

1,146

328

1080

6.1%

東京

9,520

7,622

326

6,274

21.5%

神奈川

3,794

3,790

328

3,517

7.8%

埼玉

3,804

3,648

325

3,023

20.7%

千葉

3,017

2,514

327

2,184

15.1%

愛知

3,277

2,587

323

2,144

20.7%

大阪

4,517

3,629

325

3,177

14.2%

兵庫

2,156

1,883

325

1,661

13.4%

京都

1,166

864

324

688

25.6%

岡山

651

429

323

329

30.4%

広島

1,091

868

324

654

32.7%

香川

404

313

328

289

8.3%

福岡

2,468

2,078

324

1,692

22.8%

佐賀

458

296

325

190

55.8%

長崎

297

234

322

199

17.6%

熊本

561

411

326

348

18.1%

鹿児島

776

565

322

307

84.0%

沖縄

1,058

846

322

609

38.9%

他省略

 

 

 

 

 

 


スクロール→

日本の感染者数と死亡者数

 

感染者数

死亡者数

 

累計

日平均

累計

20217

926,751

127,014

4,097

15,194

410

20218

1,494,469

567,718

18,313

16,068

874

20219

1,705,141

210,672

7,022

17,652

1,584

202110

1,722,158

17,017

549

18,268

616

202111

1,726,851

4,693

156

18,361

93

202112

1,733,427

6,576

212

18,393

32

20221

2,750,142

1,016,715

32,797

18,815

422

22/2

5,012,863

2,262,721

80,811

23,671

4,856

22/3/30.

6,513,631

1,500,768

50,026

28,022

4,351

 


スクロール→

日本のワクチン接種 2回接種者数の月別推移

2回接種

各月末 累計数

月接種数

経過月数

21/3

125,580

0.1%

125,580

12ヶ月経過

4

1,040,000

0.8%

914,420

11ヶ月経過

5

4,010,000

3.2%

2,970,000

10ヶ月経過

6

17,740,000

14.0%

13,730,000

9ヶ月経過

7

37,840,000

29.9%

20,100,000

8ヶ月経過

8

58,510,000

46.2%

20,670,000

7ヶ月経過

9

75,700,000

59.8%

17,190,000

6ヶ月経過

10

91,229,398

72.0%

15,529,398

5ヶ月経過

11

97,450,000

77.3%

6,220,602

4ヶ月経過

12

98,660,000

77.9%

1,210,000

3ヶ月経過

22/1

99,633,916

78.7%

973,916

2ヶ月経過

2

100,250,000

79.2%

616,084

1ヶ月経過

329

100,633,737

79.5%

383,737

0ヶ月経過

 うち高齢

33,077,670

92.5%

 

 

人口

126,650,000

 

 

 

・人口は281万人の外国人含む今年1月1日現在の総務省発表値

21/2/16日から接種開始/首相官邸&Our World in Dataより作成

・ワクチン2回接種後の有効期間は6ヶ月、4ヶ月後から大幅に有効性は減少。追加接種同。

追加接種

追加摂取

累計

追加率

 

12月開始

531,296

531,296

0.4%

1月

4,081,217

3,549,921

3.2%

2月

24,458,529

20,377,312

19.3%

3/29.

51,244,344

26,785,815

40.5%

 うち高齢

29,088,709

 

81.3%

 

[ 2022年3月31日 ]

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