大伸産業(株)/破産手続き開始決定 <宮城> 合板製造・負債20億円
合板製造の大伸産業(株)(所在地:宮城県岩沼市空港南2-2-1 登記簿上所在地:宮城県仙台市宮城野区新田2-1-33 代表:平忠孝)は8月19日、仙台地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約19.5億円。
資本金は9800万円、従業員が40名。
同社は昭和44年3月創業、昭和53年8月に法人化へ、東日本大震災以降、業績が低迷する中、新型コロナや物価高騰などの影響もあってさらに悪化、資金繰りも逼迫し先行きが見通せず事業を断念、今回倒産の事態となった。
破産管財人は曽我陽一弁護士(電話番号:022-265-6644)が選任されている。
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破綻企業名 |
大伸産業(株) |
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本社地 |
宮城県岩沼市空港南2-2-1 |
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本店登記 |
宮城県仙台市宮城野区新田2-1-33 |
4 |
代表 |
平忠孝 |
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創業 |
1969年 |
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設立 |
1978年8月. |
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資本金 |
9800万円 |
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従業員 |
40名 |
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業種 |
合板製造業 |
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売上高 |
2013年7月期、約23億円 |
2021年7月期、約5億円 |
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破綻 |
2022年8月19日. |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
曽我陽一弁護士(藤田・曽我法律事務所) |
電話:022-265-6644 |
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裁判所 |
仙台地方裁判所 |
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負債額 |
約20億円 |
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破綻理由 |
同社は合板製造会社、合板・造作材・クローゼットドア・メラミン出窓などの各種合板や住宅部材などの製造および加工も手がけていた。同社は東日本大震災で被災、再生支援機構の主導の下、工場を再建させたものの、多額の借り入れに財務内容を悪化させていた。販売は復興需要もあり、当初は順調に再スタートさせたものの、需要の一巡により、売上高は減少し続けていた。今般の新コロナ事態ではさらに需要が低迷、ウッドショックにより原材料費が高騰し、採算性も悪化、借入金の返済もあり、資金繰りにも窮し、債務超過所歌も続き、支えきれず、今般の事態に至った。
東北の合板製造業者は、ロシア産針葉樹による合板製造会社が多く、露制裁によるコスト高が懸念されている。 東北の大震災被災企業は器は国の支援もあり、再建されたものの、それまでの再稼動するまでの期間に客離れが生じており、大きな借入負担、回復しない売上高に苦しい展開を強いられている企業が多い。国家的な支援が必要ではないだろうか。 |