更なる米金利高必至 強い購買力 PCE押し上げる まだ円安は進み続ける
貿易や企業の動きより遅れて波が来る個人消費の動向、9月30日に発表された米国の8月のPCE総合指数は前月比0.3%上昇、前年同月比6.2%上昇した。
生鮮とエネルギーを除いたPCEコア指数でも前月比0.6%上昇、前年同月比では4.9%上昇した。
当指数はFRBの金利政策に大きなウェイを持ち、次の政策会合は11月、9月分の動向次第では予想の0.75%上昇が決定的になり、為替市場はドル高に動いている。
すでに米国では8月のインフレは項目も発表されており、今回のPCE指数も予期されたことでもある。
高騰した資源や穀物は加工され機械や食料になり市場に出回るまでには、多くの工程と時間を要する。その過程で材料価格は上昇し続ける。代賛がなければ、当然、販売は高い価格となる。売れなければ、生産を減らし需給バランスを崩して高値に誘導する。ただ、ライバルがあれば、安いほうに販売会社は仕入先を変え、価格は下がっていく、当然、その過程で製造会社は業績を悪化させる。投資や雇用を悪化させる。
金利を引き上げる手段だけで高騰した商品を沈静化させるには、かなりの時間を要する。時間がかかるほど全体の、米国の、世界の経済は悪化していく。短期決戦が世界経済にとって必要だろうが無理・無理・無理。
1.9兆ドル新コロナ経済対策によるインフレの仕掛け人である米国自体が、原油の天然ガスの生産を2019年当時の生産量に戻さない国であり、米国追随国は裏切られる結果も招いている。
↓各種インフレ
米金利は9月22日に3回連続して0.75%上昇させ3.25%となっている。
しかし、まだ、雇用数も賃金も上昇しており、その分購買力は強くなっており、高くても購入する、購入せざるを得ない力が大きくインフレを助長させている。
スクロール→
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米国の各種インフレ率 |
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|
インフレ率 |
金利 |
|||||
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総合 |
食料 |
コア |
家賃 |
サービス |
エネルギー |
|
|
21/9月 |
5.4 |
4.6 |
4.0 |
3.16 |
3.20 |
24.83 |
0.25 |
|
21/10月 |
6.2 |
5.3 |
4.6 |
3.48 |
3.65 |
29.97 |
0.25 |
|
21/11月 |
6.8 |
6.1 |
4.9 |
3.84 |
3.77 |
33.29 |
0.25 |
|
21/12月 |
7.0 |
6.3 |
5.5 |
4.13 |
4.01 |
29.30 |
0.25 |
|
22/1月 |
7.5 |
7.0 |
6.0 |
4.36 |
4.58 |
26.98 |
0.25 |
|
22/2月 |
7.9 |
7.9 |
6.4 |
4.74 |
4.80 |
25.55 |
0.25 |
|
22/3月 |
8.5 |
8.8 |
6.5 |
4.98 |
5.12 |
32.05 |
0.50 |
|
22/4月 |
8.3 |
9.4 |
6.2 |
5.14 |
5.37 |
30.27 |
0.50 |
|
22/5月 |
8.6 |
10.1 |
6.0 |
5.45 |
5.74 |
34.06 |
1.00 |
|
22/6月 |
9.1 |
10.4 |
5.9 |
5.61 |
6.22 |
41.62 |
1.75 |
|
22/7月 |
8.5 |
10.9 |
5.9 |
5.70 |
6.25 |
32.93 |
2.50 |
|
22/8月 |
8.3 |
11.4 |
6.3 |
6.24 |
6.81 |
23.81 |
2.50 |





