(株)SAY企画(東京)/破産開始決定 年金機構データ入力不正 倒産要約版
(株)SAY企画(所在地:東京都豊島区東池袋1-48-10)は10月19日、東京地裁において破産開始決定を受けた。
負債総額は約4億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)SAY企画 |
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本社地 |
東京都豊島区東池袋1-48-10 |
3 |
代表 |
切田精一(解散決議前) |
4 |
設立 |
2003年8月 |
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資本金 |
600万円 |
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業種 |
データ入力代行業者 |
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破綻 |
2022年10月19日.. |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
藤井和典弁護士(山王シティ法律事務所) |
電話:03-5545-5750 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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負債額 |
約4億円 |
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破綻事由 |
同社はデータの入力業務などを請け負うIT業者。厚労省所管の日本年金機構から受注した年金受給者のデータ入力作業を同機構との契約に違反して許可なく外部に一部委託、それも中国やベトナムに再委託していたことが、2018年2月に大問題となった。ほか、入力ミスも30万件以上発覚、同社はその3ヶ月後の2018年5月には事業を停止、同年6月には会社解散を決議していた。 同機構は2018年3月、同社に対して入札資格3年間停止の処分を行っていた。 また、同機構は、ほかの受注会社も含め、業務が完了していないにもかかわらず、また、(特にSAY企画は))31万件も間違いがあったにもかかわらず、支払いを行っていたことも発覚していた。 |