アイコン テスラ 上海工場 生産シフト短縮 生産調整 採用者の職務開始も延期


EVメーカー米テスラは上海工場での生産シフトを早ければ12月12日にも短縮するという。同社はまた、一部新規採用者の職務開始を延期したという。中国でのテスラ製EVへの需要が期待に届いていないことを新たに示唆した。
 
同工場は1日当たり9時間半の2交代勤務シフトで運営されることになる。現在は11時間半の2交代シフトがとられている。関係者らは匿名を条件に話した。ブルームバーグ・ニュースが確認した生産スケジュールによれば、12日から変更される予定。
ただし、最終的な調整が加えられる可能性もあると、関係者らは述べた。
シフト短縮は生産スタッフの月間給与減額につながるという。

一部新規採用者の入社プロセスが一時保留になったと関係者が述べている。
11月に開始予定だった一部の生産スタッフは開始日程が延期になったと、同社から通知を受けている。
この中にはバッテリー工場や組み立てラインなどの労働者が含まれるという。
関係者の1人によれば、こうした労働者らは1月末の春節(旧正月)の連休後に職務開始となる可能性を通知された。
現時点で追加の労働者に対する差し迫った必要性がないためだという。
以上、

 

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<テスラ車営業にマイナスばかりのマスク氏の言動>
テスラ上海工場は、輸出にも回されており、中国での販売鈍化、海外不振で輸出減の可能性が高い。
ツイッター社購入後のマスク氏の言動は商売人からかけ離れ、営業にマイナス効果しか与えないものになっている。
米国にしても半数は民主党支持者、あからさまに中間選挙直前に共和党に投票しようと呼びけたこと。
問答無用でツイッター社買収直後に半数の社員を辞めさせ、残った社員に対しても残業しなければ辞めろと強制するなど、企業民主主義がトランプ流の独裁経営に取って代わっている。
(世界従業員7500人/半数解雇/残業の踏み絵1000人余り辞職/5000人の非正規雇用の雇用契約解除)

言うことと成すことのギャップは開くばかり、フェイクニュースの権化トランプ氏のツイッターも復活させ、ほかのアカウント取り消し者も復活させている。
これでは、売れる車も売れなくなるだろう。

<中国製テスラ車は米補助金の対象外>
米国では、インフレ退治の高金利・自動車ローンも金利高で今後自動車販売台数も鈍化すること必至、1月開始のIRA法によるEV補助金の恩恵をどれほど受けられるのか、しかも中国製テスラ車は米EV補助金の対象外となり、いよいよ米国外での販売強化が求められることになる。
欧州では大挙して安価な中国企業製EVが販売開始している。

中国も新コロナ策で景気が悪化しており、EVが売れたとしても安価な中国製に消費者はシフトするものと見られる。

すでに多くの自動車メーカーがEVを販売しており、EV市場が拡大するに連れ、テスラ車は販売増の恩恵に授かるとされていたが、営業をぶっ壊しているのはマスクオーナー自身であり、なんとも言いがたい。
米国ではライバル会社がざくざくEVを市場投入してきており、話題性も前述のとおりマイナス面が大きく、あらゆる面でテスラ車の差別化は図りにくくなってきている。
 
↓テスラ上海工場

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[ 2022年12月 9日 ]

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