アイコン 日本製鉄 書類送検される 被曝


日本製鉄は20日、エックス線装置の適切な取り扱いを行わず、社員が被曝したとして姫路労働基準監督署から労働安全衛生法違反容疑で書類送検された。

兵庫県姫路市にある日本製鉄の瀬戸内製鉄所の工場で、製品の厚さを測定するエックス線装置の点検を行っていた男性社員2人が体調不良を訴えた。法令で定められている年間の限度量を大幅に超える被曝をしたとみられ、高度な被曝医療が受けられる広島大学の医療施設で検査や治療を受けた。

 

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事故を受け、姫路労働基準監督署が立ち入り検査で、安全管理の状況を調べたところ、現場では、法令に定められているにもかかわらず、エックス線装置の稼働を作業員に知らせるための対策や、放射線の測定器の装着を作業員に促す措置が取られていなかった疑いがあることが分かった。
調査では、被曝した2人は、約20分間にわたってエックス線が出たままの状態で現場作業にあたっていた可能性があることも分かったという。

このため労働基準監督署は、法人としての「日本製鉄」とエックス線装置の管理責任者を務める50代の社員について、必要な安全管理を怠っていたとして1月20日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検した。
以上、報道参照



 

[ 2023年1月20日 ]

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