アイコン インドネシア SNS流行の煙吐く液体窒素菓子で25人負傷


英紙ガーディアンは17日、20人以上のインドネシアの青少年たちが、屋台で販売される液体窒素入りの菓子やスイーツを食べて負傷したと報道した。
液体窒素が入っている菓子やスイーツで、屋台で販売され、食べる時にしばらくの間、口や鼻から煙のようなものが吹き出るため流行しているという。

二酸化炭素を固化したものがドライアイス、ともに気化するときに周辺の水蒸気を凍らせ、煙状に見せることから、その危険性を知らずに用いられることがあるという。
しかし、冷凍剤に使用される液体窒素は1~2秒間で凍り付き、凍傷を帯びたり、内臓に入れば、内臓を損傷させ、最悪、死に至るというシロモノ。菓子などに用いるには危険すぎる材。

 

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インドネシアでは若者の間で、液体窒素菓子を食べた後、SNS動画でアップするのが流行っているという。
実際に10代の若者たちがダンス音楽の流れる中、液体窒素菓子を食べて口から煙を吹き出す動画や、乳幼児に液体窒素菓子を与えて煙を吹き出させる様子を撮影した動画が数万回~数十万回再生されて人気を集めているという。
インドネシア当局はこれまでに約25人の青少年が負傷し、そのうち2人は入院しているという。取り上げられていない被害事例もかなりあると見られている。
当局はこうした事態に液体窒素を販売する店や使用する店舗に対し、管理監督に乗り出している。

↓こうしたスイーツに液体窒素を入れ、煙を吐きながら食べるのが流行っているという。

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[ 2023年1月18日 ]

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