アイコン トルコでM7.8の大地震発生 多くのビル倒壊 大火災も


トルコ南部の地中海の付根付近にあるカフラマンマラシュ州のパザルジュク地区で午前4時17分にマグニチュード7.4(現地)~7.8(NHK)、深度7キロの内陸型地震が発生した。

この地震で多くのビルが倒壊、爆発的火災も発生している。その後も最大M6.5や6.4と見られる地震など多くの余震が発生しており、救助活動が困難をきしている。すでに多くの死傷者が発生している。

トルコ地域は一帯はアフリカ大陸プレートとユーラシア大陸プレート(ペルシャ・チベット・ビルマプレート系)とアラビア大陸プレートの3つプレートが衝突する場所に位置し、さらに細かくは、トルコがあるユーラシア大陸系のアナトリアンプレートに(サウジアラビアやシリアなどが在する)アラビア大陸プレートとが衝突した地となっている。(カフラマンマラシュ州南方にはシリアのアレッポである)
トルコ南西部から地中海にかけエーゲ海プレートもある。

 

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こうした大陸プレートがいくつも重なり合っているトルコは、日本やインドネシア同様地震多発国として知られる。
現地では、地震研究者が4年前に当地での大地震を警告していたという。

トルコの最近の地震
1999年8月、
トルコ西部の都市、イズミットを震源とするM7.4の大地震、1万7000人以上が死亡。 
2011年10月、
イランとの国境に近いトルコ東部のワン県付近で発生した地震で、600人以上が死亡。
2020年10月、
トルコとギリシャの間のエーゲ海を震源とする地震が発生、100人以上が死亡している。

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[ 2023年2月 6日 ]

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