アイコン 梨泰院ハロウィン惨劇の概要 156人死亡の将棋倒事故 犠牲者に13ヶ国26人も


1、 事故発生場所:
韓国ソウル市梨泰院、繁華街中心地のハミルトンホテルそばの路地
   ホテル西側はショップ街、東側はディスコ飲食店街(東側の路地で発生)
ハミルトンホテルは改装され手前がショッピングセンター、奥がホテル、そして問題の不法な建築物もある賃貸棟やフェンス等の構築物が路地の西側(ホテル側)にあり妨げとなった。

2、事故発生時間:
2022年10月29日(土)午後10度15分ころ

3、発生路地:
「梨泰院路の大通り」から裏通りの「世界飲食文化通り」に抜ける高低差のある路地、
上側の大通り側の幅員は5m、下の方は3.5m(不法建築物あり/ホテルとは別)、
路地の長さ45メートル前後、
高低差5mの坂
悪条件が重なった路地に身動き取れないほどのハロウィン群集が押しかけ事故が生じた。

 

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4、ハロウィン人出:
事故当時、約10万人

5、事故現場:
人の流れはすし詰め状態で坂の下へ移動中、押され次々転倒、立ったまま押され呼吸困難
から失神し圧死した人や判別ができないほど押し潰された顔の死者も。
路地の店舗の多くが混乱を避けるため、ドアを閉鎖しさらに逃げ場がなくなっていた。

6、主催者:
調査中(自然発生的ともされている)

7、管轄警察署など:
竜山警察署
・事故後警察や消防士たちが現場に、しかし、群集から仮装したと疑われ、現場の中へ暫く入れず対応が遅れた。
・警察は、夕方から何回も緊急電話があり、その都度現場へ行き対応、しかし、肝心な時の緊急電話では出動しなかったという。
・人の流れを制御する必要があったが、コントロールタワーが不在どころかなかったことに起因している。出動警察官たちは臨機応変にその後の対策を署内で講じるべきだった。
・尹熙根警察庁長官(警察庁元次長)が知ったのは事故後2時間後、尹錫悦大統領が事故を認知した時間より1時間以上遅かった。一事が万事、こうした警察の内部組織のようだ。文前政権の政敵の検察庁潰しによる捜査権剥奪、警察への権力集中の弊害が警察内部にありそうだ。検察出身の大統領と権限が大幅に増した警察庁との対立もある。

8、国の調査:
適切に対応したのかソウル市・ソウル警察などを調査中、竜山警察署長は更迭

9、犠牲者数:
死亡者154人(10月31日現在)
(1)犠牲者年齢別:
 10代、12人
 20代、102人
 30代、31人
 40代、8人
 50代、1人

(2)犠牲者居住地別:
ソウル市、63人
京畿道、38人
仁川、5人、
大田、4人
忠清南道、4人
蔚山、3人、
全羅南道、3人、
光州、2人、
大邱、忠清北道、全羅北道、慶尚北道、慶尚南道、済州島は各1人

10、外国人犠牲者数:26人
イラン人:5人 
中国人:4人
ロシア人:4人
日本人:2人
米国人:2人
ノルウェー、フランス、オランダ、オーストラリア、カザフスタン、ベトナム、タイ、スリランカ人:各1人

11、11月3日午後5時現在
死亡者数は156人(2人増)
重傷者数は33人、
軽症者数は116人
以上、報道等まとめ

↓事故直前の映像
1103_01.jpg
 

[ 2022年11月 3日 ]

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