アイコン BMWリコール 11万台 最悪火災に至る ディーゼル車


BMWは3月7日、国交省に次のとおりリコールをと届け出た。

<EGR1>
1、不具合の部位(部品名):エンジン(排気ガス再循環装置モジュール)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、経年変化により冷却水が漏れるものがある。
その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。
最悪の場合、火災に至るおそれがある。

3、改善措置の内容:全車両、エンジンコントロールユニット(DDE)のプログラムを対策プログラムに書き換え、冷却水の漏れやエンジン過熱を早期に感知させ、警告灯を点灯させる。さらに、インテークマニホールドの溶損が拡大する前に保護機能を作動させるとともに、エンジン警告灯を点灯させ、出力を制限させる。
なお、過去に冷却水補充の履歴が確認できた場合は、排気ガス再循環装置
(EGR)モジュールの点検を行ない、必要に応じて対策品と交換する。

4、不具合件数:29件/事故の有無:2 件(火災、怪我人なし)

5、対象車両:118d、218d、320d、523d、740d、740Ld、840d、840dX、X1、X3、X5、X6、X7、MINIクーバー(D・SD)・・計25車種、110,427台

 

スポンサーリンク

<EGR2>
1、不具合の部位(部品名): エンジン(排気ガス再循環装置モジュール)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、経年変化により冷却水が漏れるものがある。その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。
最悪の場合、火災に至るおそれがある。

3、改善措置の内容: 全車両、エンジンコントロールユニット(DDE)のプログラムを対策プログラムに書き換え、冷却水の漏れやエンジン過熱を早期に感知させ、警告灯を点灯させる。さらに、インテークマニホールドの溶損が拡大する前に保護機能を作動させるとともに、エンジン警告灯を点灯させ、出力を制限させる。
なお、過去に冷却水補充の履歴が確認できた場合は、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの点検を行ない、必要に応じて対策品と交換する。

4、不具合件数:0 件 /事故の有無:0件

5、対象車両:BMW-XD3、XD4、D5-S、3車種計286台

[ 2023年3月 7日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧