SVB投資 日本年金投資機構は大丈夫か SWeと韓国の年金も投資表明
米国ではSVB銀行とシグネスチャー銀行が経営破たん。金融当局は預金については保護するとしているが、保証額以上の預金を保護するのか、はっきりした発表を行っていない。一方で、投資や貸付については何も発表しておらず、両行に対する債権は紙切れになる公算大。
スウェーデン最大の年金運用機関アレクタのマグヌス・ビリング最高経営責任者（ＣＥＯ）は、破綻した米シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）を含む米銀３行に対する２１億ドル（約２８２０億円）の賭けは「大間違いだった」と認めた。
ビリングＣＥＯは１４日、「投資家として明らかに大間違いだった」と述べ、「そこから学び、得た教訓を基に行動する必要がある」と続けた。
アレクタは１３日、ＳＶＢとシグネチャー・バンク破綻のあおりを受け、同２行に保有する株式を恐らく全て償却することになり、そのコストは約１１億ドルに上るとの見通しを明らかにしていた。
さらにファースト・リパブリック・バンクにも計９億１５００万ドルを投資していたことを考えると、損失はさらに拡大する可能性がある。
以上、ブルームバーグ等参照
韓国の年金もSVBに対して３００億ウォンの債権を有し、おそらく全額償却することになるだろうと発表している。
秘密主義の日本の年金投資機構(GPIF)はSUV関連では何も公表していない。
平民に公表しないことで日本の情報公開制度を大きく後進国化させている。
年金は厚生年金の場合、勤め先の企業と平民の給与者が長年積み立ててきた積立金、国の金でも何でもない。政治家たちは国の金と昔から根本から大勘違いし私物化している。
SVBの支店もしくは現地法人は、米国外に英国、中国、デンマーク、ドイツ、インド、イスラエル、スウェーデンにあるが、めぼしいベンチャー企業やスタートアップ企業がない日本には所在しない。
１３日のNY市場で一時２０％以上値下がりし、取引停止に陥った米銀行は、
1、ファースト・リパブリック・バンク
2、ウェスタン・アライアンス・バンコープ
3、パックウェスト・バンコープ
4、カスタマーズ・バンコープ、
5、コメリカ、
6、イースト・ウェスト・バンコープ、
7、ハワイ銀行
日本の投信がSVBやシグネスチャー銀行への債権を組み込んだ投信商品の販売投信会社は(ブルームバーグの調査では)、
1、三井住友ＤＳ、
2、アセマネＯｎｅ
3、大和アセットマネジメント
4、三井住友トラスト・アセットマネジメント
5、日興アセットマネジメント
6、しんきんアセットマネジメント
7、東京海上アセットマネジメント
のほか計１０社以上で組み込み、商品数は数百投資商品に及ぶ。
また、保有している投信は
1、ニッセイアセットマネジメントなど
以上、
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