アイコン 永大産業で2件の火災発生、敦賀事業所では6千㎡全焼 製品製造に影響も


福井県敦賀市永大町の住宅資材メーカー「永大産業」敦賀事業所で13日午前6時半ごろ、「爆発音があって、煙が上がっている」と119番があった。
県警敦賀署や地元消防によると、約6000平方メートルが焼け、現場から1人の遺体を発見。男性作業員3人がやけどなどで病院に搬送された。
 20代の男性作業員と連絡が取れておらず、同署などは、遺体の身元や詳しい出火原因を調べる。 同署によると、火災が起きたのは木材チップなどを固めた「パーティクルボード」の製造工場で、出火時は男性作業員8人がいたという。
 永大産業は「被害状況が判明次第、当局の調査に全面的に協力し、迅速に対策を実施する」とのコメントを出した。
また、同事業所内に併設されている敦賀建材工場(階段、床材製造工場)については、安全点検を行ったうえで15日から平常どおり生産を行うとしている。

また 同社では同日の13日、関連会社のENボード(株)(静岡県駿東郡小山町)おいても火災事故が発生。
5月13日午前7月15分ころ、ボイラーに隣接している設備より漏れた油が配線にかかり出火し同日8 時15分ごろ鎮火している。被災者はいなかった。
以上、

 

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パーティクルボードは建材ばかりではなく造作材・家具材にも使用されており、現在ではなくてもならない素材となっている。
同社の敦賀事業所は、木質フローリング、床暖房用フローリング、室内階段、パーティクルボード、化粧パーティクルボードの主な生産基地となっている。
敦賀事業所には多くの工場棟があり、今回、パーティクルボードの製造工場での火災であり、同社製品の製造に多大な影響が生じる可能性がある。
 火災原因は爆発から火災が引き起こされており、ボイラー系統か、ダクト関係の粉塵爆発による火災なのか、また別の原因なのか、今後調査されることになる。
 木材関係工場はこうしたリスクが付きまとう。

同社は、安価な海外産物に押され、生産第一主義=利益第一主義に陥っている可能性もある。木質系工場は定期的設備点検・安全点検・日々の清掃のほか一斉清掃が必要であるが・・・(元工場運営者=記者)。
まずは火の神様にお祓いを受けることも必要だろうか。

[ 2023年5月15日 ]

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