アイコン 米自動車労組スト カナダGMの3ヶ所に飛び火 米15日で1ヶ月スト


カナダの労働組合ユニフォー(UNIFOR)は10日未明、米ゼネラル・モーターズ(GM)のカナダの3ヶ所の生産+物流施設でストライキを開始すると発表した。
新たな労働協約を巡る交渉で、労組側は賃金や年金の改善を要求したが、労使は期限の深夜までに合意に達しなかった。
UNIFORは、協約交渉の対象となっているGMの労働者約4300人を代表している。ストはオシャワの組立工場、
セントキャサリンズのパワートレイン工場、
ウッドストックの部品配送センターで実施する。

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米国では9月15日から全米自動車労組(UAW)が大手メーカーの工場などでストを継続し、3週目からはスト対象工場を拡大させており、労働組合との交渉が北米の自動車産業全体に拡大している。
(米国のUAWの要求は40%以上の賃上げとEV化に伴う組合員の雇用保証という難しい案件を突きつけている。ステランティス(傘下クライスラー)とGM、フォードでストが継続している。

カナダUNIFORのラナ・ペイン代表は、
「賃金上昇」
「年金に関する要求」、
「退職労働者の所得支援」、
「臨時労働者をフルタイムの正規雇用に移行させるための措置」
について、GM側の回答は引き続き不十分な内容だとしている。
GMは、合意に至らなかったことは残念だが交渉は続けるとした。


 

[ 2023年10月11日 ]

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