アイコン トヨタ・シェンタ等延58万台リコール Pブレーキ操作不能・スライドドア開く可能性


トヨタは11月22日、次のとおりリコールを国交省に届け出た。
1、不具合の部位(部品名):
①制動装置(パーキングブレーキペダル)
②電気部品(コネクタ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
①足踏み式パーキングブレーキにおいて、ペダルをボデーに固定するボルトの締付トルク指示が不適切なため、締結力が不足しているものがある。そのため、使用過程で当該ボルトが緩んで脱落し、最悪の場合、パーキングブレーキの操作ができなくなるおそれがある。

 

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②フロントピラーガーニッシュ取付部において、取付用クリップの防水耐久性が不十分なため、経年により車室内に浸水して、電装品のコネクタが被水し短絡することがある。そのため、電動ドアロック等の作動不良や、最悪の場合、電動スライドドア装着車は走行中にスライドドアが開くおそれがある。

3、改善措置の内容:
①全車両、当該ボルトの締付状態を点検し、緩みのあるものは適正トルクで増し締めし、脱落しているものはパーキングブレーキペダルを新品に交換し当該ボルトを適正トルクで締付ける。
②全車両、フロントピラーガーニッシュ取付用クリップを対策品に交換し、電動スライドドア装着車は、電動スライドドア制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。また、コネクタに被水跡がある場合は、グリスを塗布する。

4、不具合件数:①32件、 ②4件
5、事故の有無: ①②無し
6、対象車種 9型式/2車種 ①②シェンタ+JPNタクシー
7、対象車両数 ①と②の延でシェンタ571,294台/JPNタクシー9,498台
         実際の対象車両数は405,714台
8、対象車両製造期間:①+②
         平成27年5月12日~令和5年3月24日
 以上、

[ 2023年11月23日 ]

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