アイコン 愛媛南予付近で地震、余震は12時間無し 震源地は伊方原発付近


1月1日の能登半島大地震では、震源地は半島東部の珠洲市であったが、震度7を観測した最大震度地は震源地から70キロ余りも西に離れた半島最西部で志賀原発がある志賀町であった。
 今回の愛媛南予地方地震は最大震度4だったが、震源地の深度は10~20キロの直下型と異なり、50キロと少し深く、広島県の呉市でも4を観測している。地震規模はマグニチュード5.1と大きなものではなかったが、比較的広範囲に揺れを観測している。伊方原発のある伊方町も深度4を観測している。

 徳島・吉野川-伊予-大分佐賀関-九重-阿蘇へ至る一帯は、関東-東海-南畿へ続く中央構造線上に位置する。西瀬戸内海にある伊予灘・豊予海峡付近は昔から大きな地震が発生しており、こうした構造線に沿った断層上で発生している。
日本海溝、南海トラフ、琉球海溝、中央構造線にしろ、プレート型地震や断層型地震という地震爆弾を抱え込んでいる。いつ発生するかは学者もAIも鯰も予見できない。

 

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能登半島大地震でもこれまで大きな地震を含む群発地震が2020年から発生していたにもかかわらず、危険予知信号は、政府の地震予知本部の学者様はノー発信だった。近くに志賀・柏崎・敦賀原発があり、忖度学者の方々が忖度して危険を事前に知らせなかったようだ。(なぜか今年1月16日に、向こう30年間の宮城県沖の大地震発生確率をこれまでの70%から90%に引き上げている)。
能登半島大地震の同発生確率は3%のままであった。20年版であるが、能登半島では20年から群発地震が発生しており、発行は21年であり、いくらでも変更できた。
能登半島の大地震確率を3%と設定したままの政府と地震予知本部の学者たちの責任は如何に・・・。
銭食い虫の政府地震予知本部の学者の陣容予算は半減すべきではないだろうか。半減した予算でAIを導入した方がより正確ではないだろうか。過去の調査データも研究機関や大学でバラバラに管理されており、一元化し、AIが判断しやすい環境を創出すべきだろう。

大陸プレートは、
陸側のユーラシア大陸プレートにフィリピンプレートが南方や南東方から潜り込んでいる。その境界は南海トラフ(海溝)を形成しているが、陸側に数百キロ潜り込み続け、年に数センチ潜行している。 
そこに中央構造線が所在、伊方原発地はその中央構造線に沿って形成され三崎半島(佐多岬半島/東西40キロ)の付け根に近い瀬戸内海側にある、半島の突端は佐多岬、海底を通り大分佐賀関へ連なる。
 プレートがいくつも重なり合っている日本では、全国揺れない地域は無く、今回の地震もこれまでのように単発なのかどうかは今後を確かめる必要がある。
 ただ、震度1以上の余震は12時間以内には発生していない。
能登半島大地震では震度1以上の余震が、これまでに800回以上発生している。


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発生時刻

2024年2月26日15時24分頃

震源地

愛媛県南予地方

最大震度

震度4

位置

緯度

北緯 33.6度

経度

東経 132.5度

震源

マグニチュード

M5.1

深さ

約50km

震度4 観測地

愛媛県

今治市・西条市・松山市・伊予市・愛媛松前町・伊方町

広島県

呉市府中町

 

地震情報(2024年02月26日15時24分発生)

 0227_01.jpg

↓2016年4月の熊本大地震(震度7×2回)も中央構造線上の地震として捉えられている。
0227_02.jpg
 

[ 2024年2月27日 ]

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