第1四半期の営業利益は前年同期比50.2％増の5億5300万円に達した。この増益は、コロナ禍からの回復に加え、上場後初の春の需要期に合わせて実施した上場記念感謝祭セールが奏功した結果で、特に、プライベートブランドの電動アシスト自転車の販売が好調だった。

通期の営業利益予想は8億2700万円（前期比3.9％増）と発表されており、高い進捗を見せているが、予想は据え置かれた。これは、入学・入社シーズンが最需要期となるため、上期に偏重する傾向があるため。同社は第1四半期の進捗について「若干上振れているものの、ほぼ計画通り」と説明資料で述べている。