不正選挙/韓国の政治風土は民主主義を超えているようだ 李在明リスク
戒厳令まで発動して韓国国会の異常性を知らしめようとした愚かな尹錫悦大統領。20年4月に続き、今年4月の総選挙で野党圧勝が続き、異常国会が続いている。
野党代表の李在明氏、いくつも刑事訴訟を抱え、これまたヤクザ以上の異常体質の持主、自らの利になるように誘導し続け、議員のみならず、判事や北朝鮮まで利用する硬骨さ。
ポピュリズムを通り越している。すべてを自らの利になるようにコントロールする力は韓国では通用する別格超人。もはや李氏は左派勢力では故文・明の神の領域に達しているようだ。
李在明以上の人物は現在韓国では見当たらず、早期に大統領に就任させ、結果、韓国をすっちゃかめっちゃかにしてもらい、早期退陣を願う方が懸命だろう。その間、李在明対策はトランプ大統領に任せ、日本は黙して語らずの前回の姿勢を貫けばよい。前回大失敗した下手な鉄砲は撃つ必要もない。
韓国ではこうした口のでかい人やゴリゴリ押しタイプの人を信用・評価する習性がある。
その結果が20年と24年の総選挙の野党圧勝の結果だろうか。それとも選挙不正だったのだろうか。
南北朝鮮は現在休戦状態、国連軍が南の選挙管理委員会の票集計機を徹底して調べる必要があろうか。韓国製集計機は海外でも多くの国で採用されており、選挙の国連の監視団体により徹底して調査する必要があるのではなかろうか。
ただ、韓国でも選挙の集計機が問題となっている。しかし、当局も監察機関も本格的な調査は決して行われなかい韓国の政治風土がある。
米国の例
米国でもトランプ氏が2021年秋の大統領選挙で集計機の問題を取り上げ、当局がトランプ氏から指摘されたドミニオン社の集計機を徹底調査した結果、問題はなかったことを確認し発表している。
一方、韓国ではそうした集計機につき、委員会が第3者機関による調査もせず、調査もさせず、かなり「根が深い」ようだ。
●金大中時代からの投票集計機の不正問題
1990年台の完全民政移行、今では左派政権1号になっている金大中大統領当時から集計機の操作があったと当時の納品した集計機メーカーの代表が証言している。
今回の戒厳令でも韓国国会のほか、選挙管理委員会を封鎖計画があったという。戒厳令軍が選挙管理委員会に突入している。結果、大統領は戒厳令発令から6時間あまりで解除したことにより、すべてが目的を達成できず、野党や与党から猛批判を受け、大統領失格だとレッテルを貼られ、弾劾され、職務停止、現在、憲法裁判所で弾劾の有効性について審理が始まっている。
●韓国選挙管理委員会の不可解な動き、
2020年4月の総選挙直後、サーバーを入れ替えている。たまたまなのか・・・。
2024年4月の総選挙直後、再びサーバーを入れ替えている。
独立して伏魔殿となっている選挙管理委員会、決して伏魔殿ではなく左翼勢力によりメンバーが構成されている。
大統領が問題を提起しても圧倒して少ない与党勢力、すべては野党に押し切られ選挙委員会が問題になることは決してなかった。
●金大中時代から不正選挙か
選挙不正カルテル
韓国の中央選挙管理委員会の不正選挙カルテルに国民の関心が集まっている中、憲政秩序を蹂躙する不正選挙が金大中元大統領の時から始まったという証言が公開された。
12月12日、スカイデイリー(SkyeDaily)が独自取材報道によると、大韓民国の不正選挙の実態が、
金大中(元大統領、故人)、
李海瓚(文政権元首相/学生運動家)、
朴智元(金大中の後見人/文政権の国家情報院院長)、
シン・ゴン(金大中時代の情報院長)
であるという報告書を入手した。
「不正選挙カルテル分析報告書」
同紙が入手した「不正選挙カルテル分析報告書」によれば、選挙電算装備を納品した「グァヌ情報通信機」のリュ・ジェファ代表は、「金大中、李 海瓚、朴智元、シン・ゴンの注文を受けて不正電子開票機を作った」と良心宣言をしたことが明らかになった。
リュ元代表は2003年、中央選挙管理委員会に賄賂を渡したロビー事件で拘束され、取り調べを受ける過程でこのように暴露したが、これに対する捜査は行われなかったという。
グァヌ情報通信機は2004年廃業、リュ氏と金品を授受した選管委電算幹部にはそれぞれ懲役刑が宣告された。
今年7月に作成された「不正選挙カルテル分析報告書」は、これまで公開された報告書の中で最も信頼できるとされている。
特に不正選挙の背後として、
チョ・ヘジュ(元選挙管理委員)、
ヤン・ジョンチョル(政治工作者/コメディアン)、
イ・グンヒョン(左派元議員/教育団体総連合元会長)、
コ・ハンソク(元ソウル市長秘書室長)、
チェ・ジョンムク(権益委非常任委員、キム·ゴンヒ大統領夫人追及の急先鋒)
キム・ミンソク(ともに民主党の首席最高委員)
のつながりを通じて、選挙不正のメカニズムを読み取り、事件の真相に迫っている。
●チョ・ヘジュ氏とは、
2003年当時、電子開票機の起案を掲載したチョ・ヘジュ中央選管電算課長は、起訴されず、盧武鉉政権で勲章を受けた(集票機の贈収賄事件/チョ氏は責任者ながら何も懲戒されなかった)。以後、チョ氏は文在寅前大統領の2017年の選挙キャンプに合流後、中央選管委常任委員に指名された。
2019年まで常任委員を務め、任期から退任が予定されたものの、文在寅氏が退任を3度突き返したという。しかし、2900人を擁する選挙管理委員会の職員の間で問題が拡がり、文氏は断念して退任を容認した経緯がある。当然、チョ氏はその後も影響力を行使しているものと見られる。
これまでの不正選挙で、その集計データに一番深く関与した人物のようだ。
●2020年4月の総選挙
(当時与党の)ともに民主党と野党の未来統合党の選挙結果、ソウル首都圏では、
済州島や(韓国東部の)江原道でも、下記の期日前投票の得票率とまったく同じだった。
何か臭すぎる。ともに民主党が180議席(300議席中)を獲得して圧勝した。
当時も問題だと集会も開催されていた。
スクロール→
韓国首都圏の期日前投票と当日投票率 |
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2020年4月の総選挙 文在寅大統領左派政権 |
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期日前投票 |
当日投票 |
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左派最大党 |
保守最大党 |
左派最大党 |
保守最大党 |
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共に民主党 |
未来統合党 |
共に民主党 |
未来統合党 |
ソウル |
63% |
36% |
52% |
48% |
仁川 |
63% |
36% |
51% |
49% |
京畿道 |
63% |
36% |
53% |
47% |
韓国中央選挙管理委員会の開票発表値に基づく |
●2024年4月の総選挙の疑惑
事前投票ではどの投票区域でも(大勢力野党)「共に民主党」が優勢なのに、当日の投票ではどの投票区域でも(少数与党)「国民の力」が優勢だった。それも同じ得票率と誰が見てもおかしい。しかもその差はあまりにも大きく、野党の「共に民主党」の候補の期日前投票の得票率は当日投票の得票率と比べて17.9ポイントも高く、一方、与党の「国民の力」の候補の期日前投票の得票率は当日投票の得票率と比べて▲17.4ポイントも低い状態になっていた。ともに民主党が170議席だが友党など入れ192席と圧勝した選挙。
2024年4月の総選挙、李在明氏は仁川市桂陽乙選挙区から出馬、国民の力の元喜竜氏と選挙戦を戦った。選挙結果は李氏勝利した。
得票率は李在明候補が45.2%/元喜竜候補が41.6%だった。
期日前投票に不正があったならば・・・。
2024年4月の期日前投票率は31.28%(過去最高)、全体の投票率は67.0%で投票した人の半分近くが期日前に投票した。
前回、2020年4月の総選挙の総投票率は66.2%だった。
韓国の選挙の選挙管理委員会の集計システムは、新型コロナウイルスに感染しているのだろうか。
●韓国製選挙集計機の大問題
キルギス・ルーマニア・イラク・コンゴ民主共和国・エルサルバドル・ボリビア・・・・などで使用され、不正選挙の疑惑が広がっている。
★2020年のキルギスの大統領選挙、選挙結果に不満の市民が大集会を開催し、国会も機能しなくなり、大統領は辞任に追い込まれた。
★2018年、イラクでも総選挙で問題となり、韓国製開票機での数値と、手作業の開票値では最大12倍も差が出たという。
★2018年のコンゴ民主共和国での不正選挙疑惑でも、韓国製の集票機が使用されていた。
こうしたことから、韓国製投票用紙集計機は、不正選挙醸成機と今や世界から注目されている。
世界中の治世者による・正選挙ご用達の韓国製集票機は「ミルシステムズ」社製の電子開票機。
以上、亜州経済ほか韓国・日本の各紙ほか参照して構成、ここまで韓国の選挙管理委員会が問題になれば、次回選挙では不正も縮小することだろう。ただ、次の大統領選挙には、ともに民主党の李在明議員のほかに野党に有力者はおらず、李氏が圧倒している。
保守では呉世勲ソウル市長(ソウル市長4回目)が政治家としてもキャリアも持ち人気も高いが、今回大統領選に出馬するか、次回に持ち越すかは不明。
スクロール→
ソウル市長選挙 |
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2021年4月7日 |
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候補 |
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政党 |
国民の力 |
ともに民主党 |
得票数 |
2,798,788 |
1,907,336 |
得票率 |
57.50% |
39.18% |
朴元淳市長セクハラ自殺での補欠選挙、任期は1年余り |
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2022年6月12日 |
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候補 |
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政党 |
国民の力 |
ともに民主党元代表 |
得票率 |
56.87% |
41.54% |
任期は4年間 |