アイコン 韓国尹大統領弾劾成立 株価・為替の動き、大統領選は4月~7月選挙


12月3日深夜、韓国の尹錫悦大統領が発礼した戒厳令。6時間後に解除したものの、これに対して議会は、尹大統領に対する弾劾訴追案が7日、野党のともに民主党から提出され、108人の与党国民の力のうち107人が採決前に退場して否決された(国会総数300人、弾劾は2/3=200人必要)。

12月14日、弾劾案が再提出され可決された。
韓国の与党国民の力の与党内には、非尹大統領派の韓東勲与党代表グループと元中間派の安哲秀派グループがおり、192人のともに民主党ほか野党勢力図、与党から8人以上が造反すれば弾劾が成立する事態下で成立した。

戒厳令・弾劾という大混迷している韓国の政治をめぐり、通貨ウォンと株式市場の動きに注目が集まっている。
最近の政治的混乱で大きな損失を被ったウォンはトレーダーにとって最大の焦点となる。
尹大統領による今月3日夜の「非常戒厳」宣布と翌朝の解除は市場を驚かせ、ウォンは対ドルで2%余り下落した。13日は1ドル=1435.45ウォンで終了した。<株価(KOSPI指数)と対ドルウォン>

 

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韓国の金融専門家は、「弾劾案が可決されれば、ウォンにとって政治的不透明感という点で最悪期は脱したことを意味し、市場はようやく為替の方向性を判断できるようになり、ウォン安は1ドル=1444ウォン前後で止まる」との見方を示していた。

韓国株式市場は、すでに戒厳令騒動を発端とした下落の大部分を帳消しにしている。尹大統領の罷免が濃厚になる中、韓国総合株価指数(KOSPI)は先週2.7%上昇した。
弾劾は今後、憲法裁判所が妥当性を審査し180日以内(≒3ヶ月以内)に決定を下す。

裁判所が妥当と判断しない場合は、大統領を復職させる可能性もある。弾劾が承認されれば、大統領は罷免され、60日以内に大統領選挙が行われる。
野党勢力が議会勢力の64%と圧倒している現実から、今後、憲法裁により弾劾は成立し、最短で3月に、最長240日≒8月までに大統領選挙が行われることになる。

韓国は左前政権が1998年から2008年まで左派政権が続き、徹底した左派教育により、当時教育を受けた30代・40代はともに民主党支持派が多く、支持される公約を打ち出せば勝利する。2017年から2022年5月まで再び左前で北朝鮮派の文在寅政権となり、2000年代の左前政権から活発化した市民活動組織に対して、公金がばら撒かれ、また政治の要職にも就いていた。こうした市民組織は左派政権をバックに活動を活発化させ、国会議員選挙で強力な組合組織とともに活躍し、過去2回の議会選挙で左派勢力が圧倒している。

そのため、大統領が保守から輩出されても議会が機能せず、法制面で逆攻勢に出られている現状が続いていた。
ましてや、与党の国民の力は1枚岩ではなく、安哲秀氏派らの中間派も吸収しており、党内でグループを形成している。また、現在の与党代表は検事長出身で尹大統領により法務部長官に抜擢された韓氏、しかし、尹大統領に忖度せず、非尹派となり、検察を動かし尹大統領の妻の不正の取調べをさせた。検察は大統領に事前通知もせず、その取調べは深夜に及び、大統領と与党代表は、双方とも検事上がりながら、対立は決定的なものとなっていた。


12月2日:2454、対ドル1404ウォン
12月3日:2500、1431ウォン(深夜戒厳令・4日早朝解除)
12月4日:2464、1411ウォン
12月7日:弾劾否決
12月9日:2360、1428ウォン
12月13日:2486、1434ウォン
12月14日:弾劾成立
12月16日午前10時15分現在:2497、1433ウォン

好調な半導体輸出で持っている韓国経済、自動車などもトランプリスクを抱え、大きくプラスには動き辛い時期での戒厳令・それに対する弾劾事件。
(トランプリスクで米国除く世界経済が低迷すれば、半導体価格は低迷することになる。すでにAI半導体用の最先端のHBMとSSD以外の既存の半導体は今年7月にピークアウトしている。)

為替は近時最安値圏にあるものの、政治は以前から少数与党で混迷しており、今回、大問題が生じても大きくは動いていない。市場は、為替安は貿易収支をより改善し、企業利益を押し上げることから経済への影響は限定的と見ているようだ。

前回の金融危機では、文在寅左派政権下、トランプ1米政権とスワップを締結していた。
日本は尹大統領下、再びスワップを締結しているが限定的、次、北朝鮮派の左派政権が誕生では期限が来ても延長申請せず、日本との対決姿勢を鮮明にするものと見られる。ただ、契約は26年6月までもあり、スワップなど無視して反日攻勢に出る可能性が高い。

感化されやすく、大声に洗脳されやすい国民性、誘導・操作されるSNSにより2019年が再来する可能性が高い。
バランス感覚もスマホ世代の20代にしかないものの、そうした世代の投票率は低く、親北朝鮮の教育を受けた世代が中心軸に在し、韓国も現在の香港に似た国家になる可能性もある。
すべては韓国民が国体を投票で決定するもの、他国のことだ。法螺李。

[ 2024年12月16日 ]

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