セパレータデザイン(株)(山形)/破産開始決定 次世代電池材料 倒産要約版
山形に拠点をおく、「セパレータデザイン(株)」が破産開始決定したことが判明した。
負債総額は約1億円。
以下要約して表にしました。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
セパレータデザイン(株) |
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本社地 |
山形県西置賜郡飯豊町萩生1725-1 |
3 |
代表 |
森合貴志 |
5 |
設立 |
2018年3月. |
6 |
資本金 |
1億円 |
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事業 |
リチウムイオン電池材料の開発製造 |
8 |
破綻 |
2025年4月30日. |
破産手続きの開始決定 |
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9 |
破産管財人 |
遠藤正紀弁護士(米沢舞鶴法律事務所) |
電話:0238-40-0571 |
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裁判所 |
山形地裁米沢支部 |
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債権届出期間 |
2025年6月16日まで. |
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説明報告集会 |
2025年8月5日(火)午前10時10分。/詳細は破産管財人まで |
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負債額 |
約1.1億円 |
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破綻事由 |
同社はリチウムイオン電池材料の開発生産会社。しかしトヨタが主導する国内のEV販売は低迷、材料は露×ウ戦争、中国のレアアース輸出規制で高騰、山形大学や山形県、山形銀行などが次世代電池産業の集積を狙った山形県飯野町が研究施設を開設、量産のための貸工場も開設した。しかし、同社は入居予定だったが、総投資額約50億円(補助金含む)とされた生産設備は投資されず、事業環境の変化から先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。 追、こうした事業は10年・20年の事業計画が必要、チンケな国内ではなく世界に向けた新素材開発やリチウムイオン電池に変わる新EV電池の開発が国家として必要。一過性の紐付き巨額補助金をタレ流し自己満足している経産省ではお先は暗い。 EVに国策のない経産省はトヨタに主導させた結果、ESS分野まで国内勢を衰退させている。 |