石木ダム「31項目の要望」に思う。
きょうも、長崎市議会議員・梅本けいすけ氏の理になかったfb投稿を紹介します。
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梅本けいすけ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100061005586871
石木ダム「31項目の要望」に思う
連日の石木ダム報道に、心がざわついています。
佐世保市の宮島市長が、大石知事に対し石木ダムに関する31項目の要望を提出したとのこと。知事は「どれも大切」と応じたそうですが、そこに暮らす住民の思いは、果たしてその中に含まれていたのでしょうか。
50年にわたって建設に反対し、今も声を上げ続けている人たちがいます。けれどもその声は、「要望」という行政文書の陰に埋もれてしまってはいないでしょうか。強制執行の不安が現実味を増す中で、その存在に真摯に向き合う姿勢が問われています。
石木ダムを「つくるか、やめるか」だけではなく、「どうすれば皆が納得できるのか」。そうした視点で対話を重ねることこそ、今最も必要なのではないでしょうか。
この問題の本質は、水ではなく、人と人との向き合い方にあるように思えてなりません。
『公共事業は法に叶い、理に叶い、情に叶うものであれ』
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
[ 2025年6月 4日 ]
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